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【マイルCS】セリフォス 圧巻ラスト11秒3!川田と超加速で連覇へ追い風

2023年11月16日

秋のマイル王決定戦「第40回マイルCS」(19日、京都)の追い切りが15日、東西トレセンで行われ、昨年の覇者セリフォスが川田将雅(38)を背に栗東CWコースで躍動。一昨年の新潟2歳S1着以来、コンビ再結成となる鞍上が2週連続で稽古をつけ、息ぴったりの動きを見せた。休み明けでも万全の態勢。史上7頭目の連覇が視界に入った。同レースの出走馬は16日に決まり、枠順が発表される。
 抜群の推進力で駆け抜けた。セリフォスは先週に続き、川田を背に開門直後のCWコースへ。スタート地点の6F(1200メートル)標識でスーリールダンジュ(4歳2勝クラス)を4馬身追走。道中、速く走りたい気持ちを鞍上がうまくなだめて直線へ。進路を内に取り、ラスト1F(200メートル)で並びかけるとグンと加速。手綱を持ったまま6F80秒2〜1F11秒3と好時計を刻み、6馬身突き放してゴールした。1週前追い切り(6F80秒8)から全体時計を短縮。先週いっぱいに追って負荷をかけたことで明らかに素軽さが増し、躍動感あふれる走りを見せた。川田は「今朝はオーバーワークを避けましたが、先週よりバランスが良かったです。走ろうとする気持ちの強い馬ですが(気持ちの)コントロールできていました。先週の追い切りを経て(状態は)良くなっています」と納得の表情を浮かべる。

 動きをチェックした中内田師も「休み明けでG1挑戦なので(今朝も)負荷をかけたが、先週より一段良くなっていると感じた。ジョッキー(川田)の感触も良かったです」と笑顔を見せた。
 今年の上半期はドバイに遠征し、ドバイターフで1800メートルに初参戦。そこの5着をステップに、帰国初戦の前走・安田記念で2着に入った。勝ち馬(ソングライン)の決め手に屈し、昨年マイルCSとの秋春マイルG1連覇はならなかったが見せ場たっぷり。遠征明けで存在感を示した。中内田師は前走について「(4番枠で)外を回ることなく内で我慢して、しっかり脚を伸ばしてくれた。いい内容だったと思います」と評価している。

 夏場は滋賀県大津市のチャンピオンヒルズに放牧。猛暑がこたえて夏負けが尾を引き、なかなか調子が上がらなかったことから予定していた富士Sをパス。ぶっつけ参戦となった。トレーナーは「富士Sをスキップしたが、その後は順調に回復しました。直行になったが、休み明けは苦にしないタイプ。力を発揮できる状態に整いました」と好仕上がりをアピールした。

 ここをステップに香港へ。既に香港マイル(12月10日、シャティン)に選出され、招待を受諾している。川田は「日本でトップクラスの力を持っていることは間違いない。この馬らしい走りをして、予定している香港マイルに行きたい」とG1・2戦に全力投球の構え。目標ははっきりしている。連覇に向かって突き進む。

 ≪JRA初の同一G1父子2代連覇に挑む≫マイルCSの前年勝ち馬は別表のように過去17頭が出走し、85年ニホンピロウイナーから21年グランアレグリアまで6頭が連覇を成し遂げた。その中にセリフォスの父で06&07年Vダイワメジャーも含まれている。2年ぶり7頭目の連覇なら史上初のJRA同一G1父子2代連覇だ。

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