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【日本ダービー】ソールオリエンス朝日に輝いた 横山武も納得の5F68秒0

2023年05月25日

朝日に照らされたソールオリエンス。鹿毛でありながら金色に輝いたその馬体は神秘的でさえあった。「ダービーに向けて上積みしかない」。前走後の手塚師の言葉通り、無敗の皐月賞馬は進化して戻ってきた。
 最終追いは横山武を背にWコースで併せ馬。ベストフィーリング(4歳3勝クラス)を3馬身先行させ、道中は折り合いに専念。引っ張り通しの手応えで並びかけると直線半ばで早々に1馬身前に出た。追えばどこまで伸びただろうか。手綱を抑えたままラスト1F11秒3。全体時計5F68秒0は予定していた時計とコンマ1秒のズレもなかった。「時計も動きも息遣いも良かった。考えていた通りの稽古ができた」と手塚師。完璧だ。

 皐月賞後は山元トレセンで2週間の短期放牧。つかの間の息抜きが効果的だったようで、リラックスした状態での帰厩がかなった。「とてもいいコンディションで戻ってきたので強い調教は必要なかった。稽古では思った通りの動きを見せてくれているし、申し分ない出来。現時点で不安な点はない」

 状態、戦績ともに文句なし。ケチをつけるならば高速時計で決着したレースの経験がないことだが、指揮官はその心配を力強く打ち消した。「皐月賞で道悪でも走れることは証明したが、理想は良馬場だと思っている。(週末が晴れ予報なのは)不安よりはうれしさの方が強い」。22年前に無敗2冠を達成したトウカイテイオーをほうふつさせる、柔らかくバネ感がある繋(つなぎ)から繰り出される究極の瞬発力は、快晴のチャンピオンコースでこそ生きる算段だ。

 混戦と評された皐月賞から一転、1強ムードで迎える頂上決戦。「上積みしかない」6週間を無事に過ごした無敗の皐月賞馬に、付け入る隙はない。

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