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【毎日王冠】ポタジェ 夏バテ解消で“らしさ”戻った!行きっぷり上々ポリトラックラスト11秒6

2022年10月06日

 あのしぶとさ、勝負強さがよみがえる。「第73回毎日王冠」(9日、東京)の出走馬が5日、東西トレセンで一斉に最終調整を終えた。復権を目指す春の大阪杯覇者ポタジェは屈辱の11着に沈んだ宝塚記念当時とは見違える状態。フレッシュな仕上がりでここは敢然突破。天皇盾獲りに挑む。美浦では安田記念3着以来のサリオスが豪快な動きを披露。一昨年覇者が久々の美酒に飢えている。なお、月曜重賞「第57回京都大賞典」(阪神)の追い切りは大半が6日に行われる。
 さすが名門・友道厩舎。凱旋門賞のドウデュースは試練を味わう結果に終わったが、間髪入れず天皇賞・秋の前哨戦に不動の主役を送り込んでくる。大阪杯覇者のポタジェが好ムードで秋初戦を迎える。

 最終追いは比較的負荷の掛からないポリトラックを選択。はるかに前を行く自厩舎の併せ馬を意識しながらリズム重視。直線は伸びやかなストライドで馬の行く気に任せ、6F82秒8〜1F11秒6でゴール。気分が良さそうだ。手綱を取った花田助手も満足げ。

 「今朝は前の2頭を見ながらでしたが、雰囲気も良かったと思います。行きっぷりが良かったので、直線は気持ちが乗っている分、動かせましたね。休み明けとしてはいい状態だと思います」


 友道流の入念な仕上げで実質的な最終追いは先週の時点で完了。吉田隼が騎乗したCWの3頭併せは6F82秒7〜1F11秒6の時計でいっぱいに追われた。スパッと切れた印象はなかったが、これこそがポタジェなのだと吉田隼は言う。

 「ポタジェ“らしさ”がだんだんと戻って、走れる状態に来てると思います。切れないが、しぶとく食らい付いていく走り。夏とは全然違いますね」

 11着に敗れた宝塚記念は暑さが致命的だった。敗因はそこに尽きる。「暑い時季でバテ気味。返し馬から弾んでくる感じがなかった」と鞍上は振り返る。夏場は北海道に放牧に出されてリフレッシュ。立ち上げからスムーズで、すでに天皇賞・秋(30日、東京)を意識できる状態まで引き上げられた。吉田隼が続ける。

 「東京の開幕週がいい馬じゃない。そこは切れる馬の方が展開も向く。ヨーイドンの展開にもなってほしくない。切れないので。それでもG1馬なんで、自信を持って乗りたいと思う」

 “切れない”のも個性。ここは本番から逆算したレースになるが、貫禄でねじ伏せるシーンもあり。逆襲の秋初戦だ。

 《68年ぶりのきょうだい制覇へ》ポタジェの姉は16年の毎日王冠を1番人気に応えて快勝したルージュバック。ポタジェが勝てば52年兄ニユーモアナ→54年弟ハクリヨウ以来、68年ぶりの同レースきょうだい制覇となる。なお、京都大賞典のボッケリーニにも15年Vの兄ラブリーデイとのきょうだい制覇が懸かる。


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