2011年12月20日

有馬記念傾向をデータで分析!ブエナビスタ編(連載その7)

いよいよ有馬記念まで1週間を切りました。競馬ファンのみならず世間を巻き込んで有馬記念一色になるほどのレースだけに、何としてもオイシイ思いをしたいところです。

そこで競馬天気では土日を除く10日間、2011年有馬記念の有力馬やレース傾向、さらにはサインや世相馬券といったオカルトチックなものまでありとあらゆるデータを分析していきます!ぜひ10日間の連載をお楽しみください!

【連載1】サイン馬券編はこちら
【連載2】騎手編はこちら
【連載3】血統編はこちら
【連載4】ローテーション編はこちら
【連載5】データ編はこちら
【連載6】オルフェーヴル編はこちら


さて、第7弾となる今回はブエナビスタについて分析していきます。

ジャパンカップを制し、高らかに復活をアピールした同馬。有馬記念は2年連続2着とあと一歩のところで勝ちを逃しており、3度目の正直で悲願のグランプリ制覇を目指します。

今さっき申し上げた有馬記念2年連続2着という点から、コース適性に不安はまったくありません。そもそもこのレベルの馬に適正云々言うのは失礼なんじゃないかぐらいなので、ここは違った角度からブエナビスタを見ていきたいと思います。

ここで注目すべき点は2点。

1.なぜブエナビスタは天皇賞・秋で4着に敗れたのか?
2.なぜブエナビスタはジャパンカップを制することができたのか?


天皇賞・秋で国内初となる馬券圏外に敗れたブエナビスタ。このとき「終わった」という声がさかんに挙がりました。

ただ、このときのレース内容は直線前が詰まるシーンがあったことに加えて、上位3頭の道中位置取り・コース取りが示すように外差し馬場も影響してのもの。ただし、昨年の比較から「休み明けが響いた」というのはあまり的を得ているとは言えません。

そして前走ジャパンカップ。このレースを制したことでブエナビスタは再度名声を得たわけですが、今度は反対にイン伸び馬場が味方し、直線もスムーズに捌くことができました。すべてが味方した、勝つべくして勝ったレースと言えるでしょう。


で、ですよ。

個人的にものすごく引っかかっていることがあって、陣営は天皇賞・秋を仕上がり途上、ジャパンカップはひとつ使ったことで動きが一変したというニュアンスを口にしていました。それを言っちゃうと、天皇賞・秋が叩き台→ジャパンカップが大目標というふうに捉えられちゃうんですよね。

となると・・・有馬記念の立ち位置って何? っていう話なんですよ。

引退レースであることは確定していますが、出走させることに意義があるというニオイを感じなくもありません。普通に走ればまず好走するでしょうが、そもそも普通に走れる状態にあるのかどうか・・・少なくとも過去2年ほどの信頼性は湧いてきません。


◇あすは「有馬記念傾向をデータで分析!トーセンジョーダン編」をお送りします!(続)
(競馬天気:有馬記念特別企画)

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