2012年03月28日

●格言45「阪神芝2000mは騎手の偏りに注目せよ!」

先週の高松宮記念はカレンチャンがスプリントG1連覇を達成。早め先頭でそのまま押し切るという横綱相撲でした。カレンチャンを頂点とした1〜5着馬は現スプリント路線のトップ5と言えるべき存在で、この牙城を崩すことは容易ではないでしょう。サンカルロは来年も普通に来ちゃいそうだなぁ・・・

さて、今週の格言に参りましょう。

開催そのものは先週から替っていましたが、今週から4月阪神開催がスタート。今年は雨に祟られまくったのでアレですが、昨年の大阪杯がレコードだったようにこの時期の阪神芝はとにかく時計が速いんですよね。その原因はBコース替りだと思いますが、例年通りならここから一気に時計も上がりも速くなるはず。

じゃあアーネストリー、トーセンジョーダンといった馬はスローの上がり勝負はどうなんだ?という話ですが、今回触れたいのはそこではなくて。大阪杯が行われる阪神芝2000mって騎手の偏りがヒドイ条件なんですよね。特にスゴイのが次に挙げる騎手たち。

・安藤勝己【9・8・2・12】複勝率51.4%(2002〜2011年阪神芝2000m重賞)
・横山典弘【2・2・2・6】複勝率50.0%(2002〜2011年阪神芝2000m重賞)
・後藤浩輝【6・7・4・25】複勝率40.5%(阪神芝2000m通算成績)
・浜中俊【2・6・3・10】複勝率52.4%(2011年阪神芝2000m通算成績)


安藤勝騎手に関しては「阪神芝2000mと言えばアンカツから」という格言があるほど。テイエムオペラオーを差し切ったレースを含めて大阪杯で4勝を挙げています。横山典騎手は内枠からロスなく立ち回っての好走が目立ちます。それは浜中騎手も同じ。

で、もっとも注目したいのが後藤騎手。「通算成績」という項目で【6・7・4・25】複勝率40.5%は驚異的。ちなみに単勝回収率は246%、複勝回収率でも167%と決して人気馬に騎乗してのものではない点もスゴイ。

大阪杯では横山典騎手がフェデラリスト、浜中騎手がショウナンマイティ、後藤騎手がローズキングダムに騎乗予定。安藤勝騎手は未定ですが、もし騎乗馬が出るようなら狙ってみたいところです。

★今週の格言「阪神芝2000mは騎手の偏りに注目せよ!」

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(競馬天気:火曜コラム「データ分析」より)