2012年03月27日

タガノロックオン、次走乾いたダートで内枠なら一変の余地あり

【3回中山1〜2日目馬場傾向】

中山芝は1日目が重/水多、2日目が重/水少→8Rから稍重/水多。芝9レースを勝った馬すべてが4角4番手以内という極端な前残り馬場。これは内から乾く中山芝の特性によるもので、差し・追込馬は良くて2〜3着という状況。このトラックバイアスは頭に入れておきたい。
中山ダートは1日目が不良、2日目が8Rから重/水多。馬場が渋ったことで時計は速く、決め手のある馬&逃げ・先行馬という組み合わせが多かった。

●2回中山1日目 10R 1着ヒラボクマジック

1着失格明けのレースで快勝。これまで渋ったダートの経験はなかったが、普段とまったく変わらない末脚を披露した。東京ダート1600mは正直あまり合っている感じはしないが、コーナー4つの中山・阪神・京都なら上のクラスでも十分通用するはずだ。

●2回中山2日目 11R 13着タガノロックオン

コース実績から2番人気に推されたが、人気を大きく裏切る惨敗。古馬相手に勝利を収めたオークランドRT・師走Sがそうだったように現状パサパサのダートが良いのだろう。ムラ駆けタイプで常に一発の魅力を秘めており、次走乾いたダートで内枠を引くことができれば一変の余地はある。

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【2回阪神1〜2日目馬場傾向】

阪神芝は1日目が重/水少、2日目が稍重/水少。芝外回りで内を突いた馬・大逃げを打った馬が穴をあけることが多く、内1頭分は馬場が良いところがあるようだ。A→Bコース替りとなる今週は前残り&イン有利馬場が進行すると思われ、京都を先行して好走→阪神凡走というローテーションで臨む馬に妙味がありそうだ。
阪神ダートは1日目が不良、2日目が重/水少。渋った阪神ダートらしく外枠有利の傾向が出ていた。

●2回阪神1日目 9R 2着クッカーニャ

勝ち馬の切れ味には屈したものの、1000m通過59.3秒と毎日杯より2秒も速い流れを4角3番手から粘り通した。これまで掲示板外のない堅実派で、トライアルのどこかに出走が叶うようなら穴妙味を感じる1頭だ。

●2回阪神2日目 10R 4着タイキパーシヴァル

休み明けのレースだったが、逃げて4着に粘った。1000m通過57.7秒&差しが決まりやすい阪神芝1400mでこの内容は相当に評価できるもので、苦手な急坂ならなおさら。【2・0・1・0】の直線平坦コースなら好勝負必至だ。

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【1回中京7〜8日目馬場傾向】

中京芝は7日目が重/水多→7Rから重/水少、8日日目が稍重/水少→5Rから良/水多→10Rから良/水少。相変わらず時計・上がりともにかかっており、外枠の差し馬有利という傾向も変わらず。ただ、馬場が乾いた日曜は前に行った馬が上位を占めることが多かった。洋芝の丈を長くした今開催は特殊で、次回開催は高速馬場に変貌しているかもしれない。
中京ダートは7日目が不良、8日日目が重/水少。こちらも阪神ダートと同様に渋ったら外枠有利という傾向があるのかもしれない。激走馬のほとんどが外枠だった。

●1回中京7日目 6R 1着ビレッジペガサス

約1年半の休み明けをものともせず快勝。もともと左回りを得意とする馬だが、1000万でも大負けしていなかった馬に3番人気は評価が低過ぎたか。窮屈な競馬は苦手な印象があり、外枠から揉まれずに走れる時が狙い目だろう。

●1回中京8日目 11R 5着マジンプロスパー

はじめて臨んだG1で5着。正攻法かつ外からカレンチャンに一気に来られる展開で大負けしなかった点は評価できる。今年の高松宮記念1〜5着馬が現スプリント路線のトップ5と言えるし、高速馬場&上がりの速い競馬がどうかも1400mの京王杯SCなら相当に有力だろう。

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(競馬天気:月曜コラム「馬場×次走注目馬」より)