2012年01月24日
シルクシュナイダー、乾いたダートなら重賞制覇も時間の問題か
【1回中山６〜７日目馬場傾向】
中山芝は６日目が稍重/水少、７日目が不良。雨が降ったことで時計がかかり、道悪の巧拙が問われる馬場だった。これに伴いオペラハウスやブライアンズタイム、アグネスデジタルといった高速馬場では足りない種牡馬の産駒が多く好走していた。
中山ダートは６日目が稍重/水多、７日目が不良。こちらは雨が降って脚抜きが良くなり、馬場の高速化が顕著に。中山ダート1200ｍは馬場が渋ると外枠の好走が目立つが、その傾向通り土曜中山は馬券圏内に入った９頭中７頭が馬番ふた桁番を引いた馬だった。
●１回中山６日目 ８Ｒ ７着アランルース
転入初戦のレースで３着という結果が評価され３番人気に推されたが、７着に敗れた。とはいえ圧倒的外枠有利のこの日の中山ダート1200ｍで最内枠を引いてのものだから度外視で問題ないだろう。地方時代の２勝はいずれも馬番ふた桁番、３着だった前走も外枠ということで、次走外枠＆良馬場替りで巻き返せる。
●１回中山７日目 ９Ｒ ３着ピタゴラスコンマ
出走したレースがことごとく雨という「雨馬」。今回も不良馬場で迎えたが、３着と結果を残した。とはいえ唯一あたった良馬場で勝利を収めていることから時計の出るパンパンの良馬場向きは明らかで、良馬場にあたるまで注目したい１頭だ。
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【１回京都６〜７日目馬場傾向】
京都芝は６日目が重/水少、７日目が重/水少→10Ｒから稍重/水多。雨が降っても超前残り馬場の傾向は変わらず、芝で行われた７レース中６レースで逃げた馬が連対。時計がかかっても速い上がりが出るのが大きな特徴で、若駒Ｓを逃げ切ったゼロスの上がり３ハロンは33秒9。渋っても上がりの速い特殊な馬場だった。
京都ダートは６日目が重/水多→11Ｒから不良、７日目が不良。こちらはレースから雨脚が強くなったことで水が浮くレベルまで悪化。前に行った馬による波乱が多く見られた。
●１回京都６日目 ８Ｒ ４着ヒーロー
休み明けにもかかわらず２番人気に推されたが、４着と惜敗。＋30kgの影響もあったかと思われるが、やはりこの日の馬場がもっとも大きな問題だろう。同馬がダートで馬券圏外に敗れた３戦はいずれも重馬場ということで、良馬場ならあっさり巻き返しそうだ。
●１回京都７日目 11Ｒ ３着シルクシュナイダー
1000万→準オープンと連勝して臨んだ一戦で３着。重賞でもやれることを示した。同馬は気候/暖〜酷暑【０・０・３・３】に対し、気候/寒〜涼【４・１・１・１】ということで、よほどこの時期が合っているのだろう。本質パワー型だけに、乾いたダートなら重賞に手が届くのも時間の問題だろう。
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【１回小倉３〜４日目馬場傾向】
小倉芝は３日目が良/水多、４日目が良/水多→４Ｒから稍重/水少→８Ｒから重/水少。開催２週目にして早くも外差し馬場に突入しており、前に行った馬、内枠を引いた馬が壊滅状態。ローカルらしくマクリ差しができる馬の好走が目立った。
小倉ダートは３日目が稍重/水多、４日目が稍重/水多→４Ｒから重/水少→８Ｒから不良。小倉ダートは馬場が渋ると猛烈に時計が速くなるが、ダート1700ｍで1分44秒5が出たように高速化は顕著。こういった馬場を得意とするミスタープロスペクター系産駒の激走が多かった。
●１回小倉３日目 10Ｒ １着メイショウヒデタダ
未勝利→特別と連勝。未勝利戦は逃げ切り勝ち、そして今回は控えて差し切り勝ちと脚質の幅を広げての勝利は評価できる。デビューから一貫して1200ｍを使われているあたり、陣営もスプリンターと腹を括っているわけだが、芝・ダート兼用という点から今後は芝→ダート替りに妙味がありそうだ。
●１回小倉４日目 ７Ｒ ５着リアルアヴェニュー
２番人気に推されたが５着に敗れた。現級勝ちがあるだけにこのクラスで能力が足りないことは考えにくく、今回は脚抜きの良い馬と小回りが堪えたのだろう。２勝はいずれも左回りで挙げている点から、左回りに替って再度注目した
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