2012年07月03日
【七夕賞】レース間隔が重要なハンデ重賞。夏馬にも注目したい
福島芝2000mで行われる七夕賞。「単勝1番人気26連敗」が示すように荒れる重賞として知られている。中山開催だった昨年も1番人気馬が惨敗を喫しており、陣営としては必要以上に人気して欲しくないというのが本音なのかもしれない。
それでは、過去の七夕賞傾向をおさらいしていこう。
■七夕賞傾向その1「中4週以上の間隔」
宝塚記念も終わり、いわば「残念宝塚記念」の趣のある七夕賞。無理使いをした馬が人気を裏切ってしまうのが毎年お決まりのパターンとなっている。
その反面、相性が良いのが休み明け。
過去10年、中4週以上の間隔を空けた馬は8勝。とりわけ中5週〜9週以内の間隔で臨んだ馬は4勝2着5回という好成績ぶりで、目下5年連続で連対を果たしているローテーションだ。
2012年七夕賞出走予定馬で、中5週〜9週以内の間隔で臨む馬は以下の通り。
・スマートステージ
・タッチミーノット
・ダノンバラード
・トーセンラー
クラシック戦線を賑わしたディープインパクト産駒2頭が名を連ねるが、ここではタッチミーノットを強調したい。昨年の七夕賞2着、ハイレベルの大阪杯でのちのG1連対馬3頭と0.2秒差の勝負を演じたようにコーナー4つの右回りは得意とするところだ。
■七夕賞傾向その2「前走東京芝1600〜1800m重賞組」
過去10年、前走東京芝1600〜1800m重賞組の成績は【4・4・5・20】複勝率39.3%。なかでも前走東京芝1600m重賞組は【2・2・0・3】複勝率57.1%と驚異的な好走率を誇っている。
好走馬を見てみると、アルコセニョーラをはじめウインブレイズ、ミデオンビットなど「いかにも」といった面々。適鞍がないためG1を使った馬が自分の持ち場に戻って巻き返すというパターンには注目したい。
■七夕賞傾向その3「ノーザンテースト」
血統面ではノーザンテーストを取り上げたい。過去10年、父・母父にノーザンテーストを含む馬の成績は【3・3・1・14】複勝率33.3%。ローカルでこそ真価を発揮する血統で、人気薄の激走も多く見られている。
2012年七夕賞出走予定馬で、父・母父にノーザンテーストを含む馬は以下の通り。
・アスカクリチャン
・アニメイトバイオ
・エクスペディション
・ダイワファルコン
・トップゾーン
・ニシノメイゲツ
ここではダイワファルコンを強調しておきたい。右回りの重賞・中山金杯ではフェデラリストの2着。左回り→右回り替りで一変の可能性を秘めている。
■七夕賞のデータ分析まとめ
荒れることを前提に考えると、トップハンデ馬・実績上位馬をうかつに高評価するのは避けたいところ。それが逃げ・先行馬であればなおさらで、手頃なハンデの差し馬に妙味を感じる。
それを踏まえると、エクスペディションはいかにも七夕賞向き。
夏はとことん走る馬で、休み明けも消耗度が少ない分かえってプラスだろう。
↓↓↓
【データで見るオススメ馬】
★ダイワファルコン
→過去10年、前走東京芝1600〜1800m重賞組の成績は【4・4・5・20】複勝率39.3%。6勝すべてが右回りという生粋の右回り巧者でもあり、右回り替りとなる今回は狙い目だ。
【馬場で見るオススメ馬】
★トップゾーン
→芝での9連対中8連対が内回りコースという馬。近2走は直線の長いコースで持ち味を発揮できなかったが、待望の内回り替りで粘り込みがあってもおかしくない。
【気候で見るオススメ馬】
★エクスペディション
→6〜8月は【4・2・0・0】連対率100%。冬の重賞3戦は案外な結果に終わったが、得意な季節で一変の可能性は十分だ。
【ローテーションで見るオススメ馬】
★タッチミーノット
→ダンスインザダーク産駒は福島芝2000m・距離短縮時の成績が【5・3・4・21】複勝率36.4%。同産駒の好走ローテで臨む今回、待望の重賞制覇が期待できそうだ。
【血統で見るオススメ馬】
★ニシノメイゲツ
→過去10年、父・母父にノーザンテーストを含む馬の成績は【3・3・1・14】複勝率33.3%。前走は同条件の阿武隈Sを制しており、得意コースなら再度の好走があってもおかしくない。