2012年07月10日
【函館2歳S】逃げ馬受難のレース、差して勝ち上がった馬を軸に据えたい
函館芝1200mで行われる2歳重賞・函館2歳S。世代最初の重賞ということで新種牡馬産駒も多数出走しており、昨年はアドマイヤムーン産駒・ファインチョイスが新種牡馬1番乗りで重賞制覇を決めた。先々を占う意味でも見どころの多いレースだ。
それでは、過去の函館2歳S傾向をおさらいしていこう。
■函館2歳S傾向その1「前走先行で上がり3ハロン最速勝利」
能力のバラつきが多い2歳戦だけに、能力の違いで逃げ→圧勝というケースが多いこの時期の新馬戦。ただ、それでは函館2歳Sを勝つことができないというのは逃げ馬の成績【0・1・0・9】という過去10年の函館2歳S傾向が証明している。
ここで注目すべきは、前走先行で上がり3ハロン最速勝利という点。
いわゆる「テンよし、中よし、終いよし」というレース内容で勝った馬がもっとも信頼におけるのだ。上記に該当する馬は過去10年で【5・4・6・18】複勝率45.5%という好成績を残しており、控えて勝つセンスの良さが要求される
2012年函館2歳S出走予定馬で、前走先行で上がり3ハロン最速勝利馬は以下の通り。
・アットウィル
・カオスモス
・コナブリュワーズ
・ストークアンドレイ
・タガノハピネス
・ティーハーフ
・ローガンサファイア
■函館2歳S傾向その2「ミスタープロスペクター系」
能力の比較が難しい2歳戦で役立つのが血統。なかでもミスタープロスペクター系は2007年以降の函館2歳Sで父・母父のいずれかが同系統という馬が2頭以上馬券圏内に入っているように、このレースとの相性は抜群だ。
2012年函館記念出走予定馬で、上記に該当する馬は以下の通り。
・アットウィル
・エターナルムーン
・カオスモス
・コスモシルバード
・コナブリュワーズ
・シーギリヤガール
・タイセイロバリー
・ティーハーフ
・ミータロー
・モンサンスピカ
・ロジウエスト
■函館2歳S傾向その3「前走関西圏」
これはデータを先取りする意味で取り上げたい。というのも、過去10年で前走関西圏だった馬はわずか1頭。しかし、その1頭(トーホウアスカ)が2着に好走しているのだ。今後の主流ローテになる可能性を秘めているだけに、この組は無視できない。
そして、2012年函館2歳S出走予定馬で前走関西圏から臨むのは3頭(カオスモス、タガノハピネス、ティーハーフ)。何らかの確信があっての参戦だとすれば、その亜流ローテを支持したい。
■函館2歳Sのデータ分析まとめ
この時期の2歳重賞は何かと難しいが、函館2歳Sに限って言えば傾向はわかりやすい。ざっくり言うと「前走先行して上がり3ハロン最速で勝ったミスタープロスペクター系」が狙い目ということだ。
それを踏まえると、アットウィルはいかにもこのレース向き。
前走のレース内容にケチのつけようはないし、昨年の覇者・ファインチョイスの全弟という血統背景も魅力だ。
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【データで見るオススメ馬】
★アットウィル
→前走先行で上がり3ハロン最速勝利馬の好走が目立つ函館2歳S。前走のレース内容にケチのつけようはないし、昨年の覇者・ファインチョイスの全弟という血統背景も魅力だ。
【ローテーションで見るオススメ馬】
★タガノハピネス
→2002年2着馬トーホウアスカのみが該当する前走関西圏から臨むローテーション。2歳時に3勝を挙げた母タガノラフレシアの遺伝子を受け継いでいるとすれば2歳重賞のここで狙わずしてどこで狙うといったところか。
★ティーハーフ
→2002年2着馬トーホウアスカのみが該当する前走関西圏から臨むローテーション。兄サドンストームは洋芝で2勝を挙げており、血統背景からも注目したい1頭だ。
【血統で見るオススメ馬】
★イーサンヘイロー
→ゴールドヘイロー産駒は函館芝で【0・3・1・3】複勝率57.1%。抜群の洋芝適性を誇る種牡馬で、今回が初芝となる同馬も秘めたる適性を考えれば軽視はできない。
★ストークアンドレイ
→クロフネ産駒は函館1200mで【10・5・8・40】複勝率36.5%。カレンチャンをはじめ数多くの洋芝巧者を送り出しており、連勝があってもおかしくない。