2011年12月15日

有馬記念傾向をデータで分析!ローテーション編【連載その4】

いよいよ有馬記念まで2週間と迫ってきました。競馬ファンのみならず世間を巻き込んで有馬記念一色になるほどのレースだけに、何としてもオイシイ思いをしたいところです。

そこで競馬天気では土日を除く10日間、2011年有馬記念の有力馬やレース傾向、さらにはサインや世相馬券といったオカルトチックなものまでありとあらゆるデータを分析していきます!ぜひ10日間の連載をお楽しみください!

【連載1】サイン馬券編はこちら
【連載2】騎手編はこちら
【連載3】血統編はこちら


さて、第4弾となる今回は有馬記念におけるローテーションについて分析していきます。

目標のレースを設定し、そのレースに向けて馬の調子をピークに持っていく。ローテーションが競馬で果たす役割は間違いなく大きいです。

で、有馬記念に向けたローテーションはどうなっているのかと。大きく分ければ古馬と3歳馬ってことになるんですが、まずは過去10年の有馬記念における前走レース名とそのランキングを並べてみましょう。


ランキングは以下の通りです。

・1位 ジャパンカップ【6・3・3・54】複勝率18.2%
・2位 天皇賞・秋【3・0・2・4】複勝率55.6%
・3位 菊花賞【1・2・1・5】複勝率44.4%
・4位 凱旋門賞orメルボルンカップ【0・2・0・1】複勝率66.7%
・5位 前走G1以外【0・1・2・37】複勝率7.5%


まあ〜とんでもなくわかりやすいですね。基本的に「ジャパンカップ」「天皇賞・秋」「菊花賞」このローテーションから臨む馬だけ狙えばいいと。ただ、複勝率で言ったら天皇賞・秋>菊花賞>ジャパンカップの順になっていて、ジャパンカップ組は人気を裏切ってしまうケースが多々あります。

そうなってくると注目したいのは天皇賞・秋&菊花賞から参戦する2頭ですよね。宝塚記念覇者・アーネストリーと三冠馬・オルフェーヴル。

アーネストリーはコーナーが多く、直線が短いコースでこそ能力全開という馬。天皇賞・秋では大外枠を引いたうえに出遅れと最悪の競馬でしたし、ローテーション面から見てもプラスでしょう。


オルフェーヴルはもっと強力。

ローテーションは言わずもがなですが、過去にその年の三冠馬が有馬記念に参戦した際の成績は【2・1・0・0】連対率100%。三冠馬が古馬になってから有馬記念に参戦した際の成績も【5・1・1・1】ということで、現状追い風しか吹いていないような状態です。

この2頭&ジャパンカップ組という感のある2011年有馬記念ですが、上の表で隠れた好成績を残しているのが【0・2・0・1】複勝率66.7%の凱旋門賞orメルボルンカップ組。過去この組からポップロック、タップダンスシチーが連対を果たしています。


そして、2011年有馬記念出走予定馬でこれに該当するのは・・・ヒルノダムール1頭。

中山芝は皐月賞でヴィクトワールピサの2着があるコースですし、天皇賞・秋、ジャパンカップが激しいレースとなっただけにそこをパスして臨む点も好感が持てます。あと、いかにもキャラが薄い馬だから、人気面でも妙味がありそうですよね。


ということで、ローテーション面からはアーネストリー、オルフェーヴル、ヒルノダムールの2頭が有力と言えそうです。


◇あすは「有馬記念傾向をデータで分析!データ編」をお送りします!(続)
(競馬天気:有馬記念特別企画)

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