2011年12月15日

【朝日杯FS】レオアクティブ末脚伸ばした

前哨戦の京王杯2歳Sを制しているレオアクティブはポリトラックの単走追いを選択。前半から掛かり気味に走るのは相変わらずだが、最後までバテることなく軽快に末脚を伸ばした。

 「併せ馬をしてカリカリさせるより、いかに気を抜くかにポイントを置いた」と杉浦師は調教の意図を説明。「少し首を上げるように走るのは、いつものこと。馬は元気いっぱいだし、レースに向けていい息づくりができた」と思い通りの稽古に満足顔だ。

 掛かる気性だけに、前走から1Fの延長が課題となる。「1400メートルなら自信があるんだが、1600メートルは微妙なところ…」。師の慎重な姿勢も変わらないが「以前よりも落ち着きが出てきたし、ビュッと伸びてから、さらにもうひと伸び行く感じがある」と進化も感じ取っている。「あとは乗り役に任せるだけ」。バトンを受けた横山典の手綱さばきに注目だ。

(スポニチアネックス)