2011年12月06日

【中日新聞杯】3歳馬優勢のレースも高齢馬の一変に警戒

※芝2000mに施行条件が変更された2006年以降を対象

★ポイント1「3歳馬」
→過去5年、3歳馬の成績は【4・3・2・11】複勝率45.0%。馬券圏内に入った9頭中8頭に2〜3歳春の重賞3着内実績があったということで、実績のある3歳馬にとって相性の良いレースと言える。
(トゥザグローリー、ヤマニンキングリーetc)

★ポイント2「内枠」
→過去5年、馬券圏内に入った15頭中12頭が4枠より内を引いた馬。今年は開催3週目に行われるということで傾向の変化には気を留めたいところだが、データ上は内枠の馬に大きなアドバンテージがある。
(トゥザグローリー、トーホウアランetc)

★ポイント3「前走G1出走組」
→過去5年、前走G1出走組の成績は【2・2・2・6】複勝率50.0%。格がモノを言うレースということで、たとえG1で惨敗を喫した馬でもクラスが下がっての巻き返しに注意したい。
(コスモファントム、ゲシュタルトetc)

今年も小倉芝2000mで行われる中距離重賞・中日新聞杯。近2年はアーネストリー、トゥザグローリーとのちにG1戦線でも活躍する馬を輩出しており、出世レースになりつつある重賞だ。

今年の中日新聞杯で注目を集めているのは3歳馬2頭。過去5年で【4・3・2・11】複勝率45.0%という成績が示すように3歳馬と相性の良いレースだが、ここには5頭がスタンバイ。過去の3着内馬のほとんどに2〜3歳春の重賞3着内実績があった点を踏まえると、ダノンバラード、ユニバーサルバンクは近走成績も含めた上で有力候補と言えそうだ。

対する古馬勢は昨年の2,3着馬であるコスモファントム、ゲシュタルトが中心か。実績も適性も似通った2頭だけに甲乙つけ難いが、逃げ・先行馬に分があるレースということを踏まえてコスモファントムを上位としたい。

底を見せていない点でムーンリットレイク、エクスペディションも注目を集めているが、過去5年の中日新聞杯で前走条件戦から臨んだ馬は【1・0・2・19】と不振傾向にある点は気がかり。それなら過去5年で【2・2・2・6】複勝率50.0%を誇る前走G1出走組に該当する古豪・シャドウゲイトの復活というシーンを想定しておきたい。

ちなみに過去5年の中日新聞杯において、外国人騎手は4勝を挙げている。なかでもデムーロ騎手は3戦3勝という驚異的な成績を残しており、今年同騎手が騎乗予定のダノンバラードには注意が必要だ。


【データで見るオススメ馬】

★ダノンバラード
→過去5年、3歳馬の成績は【4・3・2・11】複勝率45.0%。芝2000mでは【1・0・3・0】と大崩れがなく、このなかには皐月賞3着も含まれている。過去5年で3戦3勝という驚異的な成績を残しているデムーロ騎手が騎乗予定という点も心強い。

【馬場で見るオススメ馬】

★エクスペディション
→芝外回りコース【0・2・0・1】に対し、芝内回りコース【5・1・1・1】という同馬。3連勝の内容がマクって突き抜けるという強いレースぶりで、このコースなら大崩れはなさそうだ。

【気候で見るオススメ馬】

★コスモファントム
→芝で掲示板外に敗れた4戦中3戦が5〜7月という同馬。気温の上昇とともにパフォーマンスを落としてしまう傾向にあり、近2走の敗戦は気候によるものが大きかったのだろう。冬の重賞では【1・2・0・1】5着以下なしと堅実で、寒い時期に替っての一変が期待できる。

【ローテーションで見るオススメ馬】

★シャドウゲイト
→過去5年、前走G1出走組の成績は【2・2・2・6】複勝率50.0%。右回りの2000mでは大崩れのない馬で、この条件に限定すると近2走は4,2着という成績。この条件の重賞でも2着の実績があり、9歳馬でも侮れない。

【血統で見るオススメ馬】

★マヤノライジン
→マヤノトップガン産駒は2010年の小倉芝2000mで【2・3・1・8】複勝率42.9%。このコースと抜群の相性を誇っており、休み明けの前走でも4着と大崩れがなかった。今年の函館記念2着が示すように能力は健在で、ひと叩きされて一変の可能性は十分だ。