2011年11月29日

【ジャパンカップダート】エスポワールシチーにつきまとう不吉なデータ

★ポイント1「前走JBCクラシック3着内馬」
→過去10年、前走JBCクラシック3着内馬の成績は【2・4・4・16】複勝率38.4%。過去10年のうち8年で馬券圏内に入っており、ジャパンカップダートにおける好走ローテとなっている。
(ヴァーミリアン、タイムパラドックスetc)

★ポイント2「上がり3ハロン最速馬」
→過去10年、上がり3ハロン最速馬の成績は【4・6・4・1】複勝率93.3%。馬券圏内に入った馬にはふた桁人気馬が3頭もいるということで、人気に関係なく末脚に定評のある馬を評価したい。
(グロリアスノア、リージェントブラフetc)

★ポイント3「リピーター」
→2005・2008年と3年の月日をまたいで制したカネヒキリをはじめ、リピーターの活躍が目立つこのレース。前年好走馬に限らず、過去のジャパンカップダートで好走歴のある馬は軽視禁物だ。
(カネヒキリ、シーキングザダイヤetc)

阪神ダート1800mで行われる国際ダートG1・ジャパンカップダート。施行時期・舞台変更以後外国馬の参戦がめっきり減ってしまったのは残念ではあるが、トランセンド、エスポワールシチーという世界の舞台での経験があるダート界の猛者2頭が覇を競う。

さて、今年のジャパンカップダートの焦点は前述の2頭のランク付けだと思うが、レース傾向そのもので強調しておきたいのが数あるG1の中でも指折りの「荒れるレース」であるということ。1番人気馬【5・3・2・0】複勝率100%というデータからは信じがたい部分だが、過去10年で10番人気以下の馬が6頭も馬券圏内に入っているのだ。

それを踏まえた上で2頭を比較していくと、1番人気濃厚なトランセンドのほうに軍配が上がってくるだろう。過去10年、前走JBCクラシック3着内馬の成績は【2・4・4・16】複勝率38.4%。近走は控える競馬でも結果を出しており、実に1年半以上連対を外していない安定感も魅力だ。

反対に2番人気濃厚のエスポワールシチーには過去10年のジャパンカップダートで2番人気馬【0・0・0・10】という不吉なデータがつきまとう。前走の勝ちっぷり、ダートでの実績に疑う余地はないが、直接対決となった南部杯ではトランセンドに競り負ける形で馬券圏外に敗れてしまった点も不安を増長させてしまう。

それなら2頭の競り合いを後ろから眺めることができる差し馬が漁夫の利でかっさらう、という展開があってもおかしくない。というのも過去10年、上がり3ハロン最速馬の成績は【4・6・4・1】複勝率93.3%。牝馬のミラクルレジェンドは近走の3連勝すべてで上がり3ハロン最速を記録しており、2強をまとめて差し切るシーンも想定しておきたい。

ちなみに阪神ダート1800mに施行条件変更以後のジャパンカップダートにおいて、馬券圏内に入った9頭中5頭が5枠より外を引いた馬だった。阪神ダート1800mは外枠有利の傾向があり、今年も外枠を引いた馬の激走に注意したいところだ。


【データで見るオススメ馬】

★トランセンド
→過去10年、前走JBCクラシック3着内馬の成績は【2・4・4・16】複勝率38.4%。近走は控える競馬でも結果を出しており、実に1年半以上連対を外していない安定感も魅力。1番人気馬【5・3・2・0】複勝率100%という強力なデータも後押しする。

【馬場で見るオススメ馬】

★ミラクルレジェンド
→過去10年、上がり3ハロン最速馬の成績は【4・6・4・1】複勝率93.3%。阪神ダート1800mに施行条件変更以後も切れ味を活かせる馬場は継続されており、近走の3連勝すべてで上がり3ハロン最速を記録+同コースで5馬身差圧勝歴のある同馬の切れ味は侮れない。

【気候で見るオススメ馬】

★ヤマニンキングリー
→気候/暑〜酷暑【0・0・0・4】に対し、気候/寒〜暖【7・3・2・12】という同馬。涼しい時期を滅法得意としており、ダートでは1戦1勝とまだ底を見せていない点も魅力だ。

【ローテーションで見るオススメ馬】

★ソリタリーキング
→過去10年、前走1600万下orオープン特別勝ち馬の成績は【1・1・1・3】複勝率50.0%。2連勝の内容はいずれも危なげのないものであり、5勝中4勝を挙げている稍重以上の渋った馬場なら一発があってもおかしくない。

【血統で見るオススメ馬】

★ニホンピロアワーズ
→ホワイトマズル産駒は京都ダート1800m【10・10・12・108】複勝率22.9%に対し、阪神ダート1800m【15・11・13・91】複勝率30.0%。この馬自身この舞台で7馬身差圧勝があり、京都→阪神替りでさらなる前進が期待できる。

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