2011年11月22日

【ジャパンカップ】ハイレベルな大混戦、ローテならトーセン、ウインに妙味

★ポイント1「前走天皇賞・秋勝ち馬」
→過去10年、前走天皇賞・秋勝ち馬の成績は【1・1・4・1】複勝率85.7%。3着が多いのが難点だが圧倒的な相性の良さを示しており、軽視することはできない。
(ゼンノロブロイ、ブエナビスタetc)

★ポイント2「前走菊花賞2着内馬」
→過去10年、前走菊花賞2着内馬の成績は【1・2・1・3】複勝率57.1%。馬券圏内に入った4頭中3頭が同年のダービー3着内馬、馬券圏外に敗れた3頭すべてがダービー掲示板外or未出走馬ということで、見分け方ははっきりしている。
(ローズキングダム、ドリームパスポートetc)

★ポイント3「同年のG1連対歴」
→過去10年のジャパンカップにおいて、30頭中25頭に同年のG1連対歴があった。これに該当しなかった5頭中3頭も同年のG13着馬ということで、この傾向は重視したいところだ。
(ウオッカ、アドマイヤムーンetc)

東京芝2400mで行われる国際G1・ジャパンカップ。賞金面で大きな魅力がある点から毎年豪華なメンバーが揃う一戦だが、今年も昨年の1〜5着馬+天皇賞・春&秋勝ち馬、さらに凱旋門賞1,2着馬が参戦を表明。ハイレベルな争いが期待できそうだ。

今年の出走馬は大きく3つのグループに分けることができる。ひとつがジャパンカップの主流ローテとなっている「天皇賞・秋組」、もうひとつが「菊花賞・アルゼンチン共和国杯組」、そして最後が「外国馬」だ。

この3つを比較したとき、もっとも質・量ともに揃っているのは天皇賞・秋組ということになるだろう。中でもトーセンジョーダンは過去10年で【1・1・4・1】複勝率85.7%の、前走天皇賞・秋勝ち馬に該当している。スローの上がり勝負になりやすい芝2400mの経験がない点は気がかりだが、ローテーションで見た際に軽視する理由は見当たらない。

昨年降着処分により勝利を逃したブエナビスタはどうか。スムーズさを欠いた天皇賞・秋は国内で初となる馬券圏外に敗れたが、それでも4着と大崩れはしなかった。ただ、歴史上ジャパンカップを連覇した馬はおらず、4歳→5歳となって前年より順位を上げた例もウオッカぐらい。過度な期待は禁物か。

それなら過去10年で【1・2・1・3】複勝率57.1%を誇る前走菊花賞2着内馬・ウインバシアシオンを強調しておきたい。東京芝2400mでは2戦1勝2着1回と好相性を示しており、オルフェーヴルの引き立て役となってしまったクラシック戦線のうっぷんを晴らす可能性は十分だ。

毎年取捨が難解なのが外国馬。今年は凱旋門賞馬デインドリームを含む豪華メンバーが参戦を予定しており、例年とは一味違う雰囲気を醸し出している。凱旋門賞の勝ち時計2分24秒4は歴代最速であり、その勝ち時計をジャパンカップに換算しても十分勝ち負けになるレベル。何より斤量53kgは相当に恵まれた印象がある。

ちなみに過去10年のジャパンカップにおいて、30頭中25頭が同年のG1連対歴があった。今年の出走予定馬でこれに該当する日本馬6頭+外国馬4頭には注意が必要だ。


【データで見るオススメ馬】

★ウインバリアシオン
→過去10年、前走菊花賞2着内馬の成績は【1・2・1・3】複勝率57.1%。東京芝2400mでは2戦1勝2着1回と好相性を示しており、オルフェーヴルの引き立て役となってしまったクラシック戦線のうっぷんを晴らす可能性は十分だ。

【馬場で見るオススメ馬】

★デインドリーム
→凱旋門賞の勝ち時計2分24秒4は歴代最速であり、その勝ち時計をジャパンカップに換算しても十分勝ち負けになるレベル。何より斤量53kgは相当に恵まれており、母父に高速馬場を得意とするデインヒルが入っている点も魅力だ。

【気候で見るオススメ馬】

★トゥザグローリー
→気候/暖〜酷暑【0・2・0・4】に対し、気候/寒〜涼【6・0・1・2】という同馬。気温が下がるとともに成績も上昇しており、前走天皇賞・秋は立て直しのあとが伺えるレースだった。さらに涼しくなるこの時期、一発があってもおかしくない。

【ローテーションで見るオススメ馬】

★トーセンジョーダン
→過去10年、前走天皇賞・秋勝ち馬の成績は【1・1・4・1】複勝率85.7%。スローの上がり勝負になりやすい芝2400mの経験がない点は気がかりだが、ローテーションで見た際に軽視する理由は見当たらない。

【血統で見るオススメ馬】

★ブエナビスタ
→スペシャルウィーク産駒は東京芝2000m【7・8・14・106】複勝率21.5%に対し、東京芝2400m【7・14・7・55】複勝率33.7%。スムーズさを欠いた天皇賞・秋は国内で初となる馬券圏外に敗れたが、それでも4着と大崩れはしなかった。距離延長でスムーズな競馬ができればまだ見限れない。