2010年10月02日

レコード決着もあり得る高速馬場でスプリンターズSは持ち時計に注目【土曜馬場傾向】

●開催最終週でダート適性が求められる芝に【2回札幌7日馬場傾向】

札幌2歳Sの勝ち時計は1分49秒7と、昨年の同レースを0.1秒下回った。1000m通過は昨年より0.7秒速かっただけに、上がりを要するパワー型に向く馬場と言えるだろう。1R、12Rでダート→芝替りの馬が馬券に絡んだのは偶然ではなく、それだけパワーが要求される馬場という証明だ。

ダートは1700mで勝ちパターンになっている外枠のマクり馬が軒並み好走していた。こちらもかなりのパワー型の馬場で、道中通過順と着順を比較して通過順より着順が上回っている馬に大穴の可能性を見出したいところだ。


●レコード決着もあり得る高速馬場でスプリンターズSは持ち時計に注目【4回中山7日馬場傾向】

週中の雨の影響で稍重スタート。芝1200mの勝浦特別は1分7秒9の決着ということで、馬場状態が極端に悪化しない限りスプリンターズSは1分7秒台前半での決着が予想される。逃げ馬がどれも引かないような流れならレコード決着も考えられ、少なくとも1分7秒台前半の持ち時計は欲しいところだ。

ダートはほとんどのレースでミスタープロスペクター系、ロベルト系の血を持つ馬が馬券に絡んでいた。中山ダートのパターンとして淀みない流れでスタミナ比べでロベルト系、スンナリとした流れで4コーナーで勝負ありという競馬でミスタープロスペクター系という2パターンがあり、展開を見極め、レースごとに血統で狙い馬を変えていくのも良いかもしれない。


●開催が進み、休み明けの馬が優勢に【4回阪神7日馬場傾向】

芝は特別先週と比較して変わったところはなかった。外回りコースではサンデー系orトニービン系orキングカメハメハ産駒を狙いたい。また、10月に差しかかったところで夏競馬を使われてきた馬と秋競馬から始動する馬の調子の入れ替わりが起き、休み明けで出走する馬の好走が目立つようになってきたことにも注意したい。

ダートは1800m以上では内枠の馬が穴を良く出していた。この傾向は新潟1800mと似通うところであり、シリウスSで9番人気3着のチョイワルグランパ、10番人気4着のサクラロミオのような内枠の人気薄馬にチャンスが眠っている。

(競馬天気)