2010年10月02日

【札幌2歳S】(札幌)〜オールアズワンが早め先頭から押し切る

札幌11Rの札幌2歳ステークス(2歳GIII・芝1800m)は、3番人気オールアズワン(安藤勝己騎手)が勝利した。勝ちタイムは1分49秒8。3/4馬身差の2着に2番人気アヴェンチュラが、1馬身3/4差の3着に1番人気アドマイヤセプターがそれぞれ入線。

オールアズワンは栗東・領家政蔵厩舎の2歳牡馬で、父ネオユニヴァース、母トウホープログレス(母の父ナリタブライアン)。通算成績は3戦2勝となった。

レース後のコメント
1着 オールアズワン 安藤勝己騎手
「スタートがよく、前の位置に楽につけられて、スムーズな競馬ができました。少し早いかなと思うぐらい自分から動いていって、追ってからもしっかりと伸びてくれました。デビューの頃と比べると力をつけてずいぶんしっかりしてきた印象です。競馬が上手な馬で、頭もいいですよ」

領家政蔵調教師のコメント
「すごく調子がいいので、安藤君には自信を持って乗って欲しいと言いました。この後はゆっくりさせて、年内は長いところを一回使うだけにします。朝日杯はマジカルポケットに任せて、ラジオNIKKEI杯でしょうかね。まだまだ良くなる馬ですよ」

2着 アヴェンチュラ 池添謙一騎手
「ゲートで半馬身ほど出遅れました。それでも遅れた割にまずまずのポジションはとれました。道中フワフワしたり、グッとハミを噛んでみたりと、まだ子どもっぽい面がありました。それでも久々ながらよく走っています。2戦目でしっかりと競馬ができていましたから。勝負どころで手が動くのはお姉さんのトールポピーそっくりですね」

3着 アドマイヤセプター 四位洋文騎手
「馬がエキサイトしていて、前半折り合いがつかない面がありました。それが最後の伸びに影響したのかもしれません。今日は他の馬にマークされるところもありましたし、まだ2戦目で能力があるのは間違いないのでこれからです」

4着 ルルーシュ 北村宏司騎手
「息遣いもよく、馬は落ち着いていました。特に言うこともありませんが、まだ変わる余地はあると感じましたので、これからだと思います」

10着 マイネルギブソン 丹内祐次騎手
「ビービーマキシマスが行ったので、控えて行きました。道中は折り合いがつくことはついたのですが……」

(ラジオNIKKEI)