2010年10月02日

【シリウスS】(阪神)〜良血キングスエンブレムが初重賞V

阪神10Rのシリウスステークス(3歳以上GIII・ダート2000m)は、1番人気キングスエンブレム(福永祐一騎手)が勝利した。勝ちタイムは2分04秒4。3/4馬身差の2着に4番人気ラヴェリータが、クビ差の3着に9番人気チョイワルグランパがそれぞれ入線。

キングスエンブレムは栗東・石坂正厩舎の5歳牡馬で、父ウォーエンブレム、母スカーレットレディ(母の父サンデーサイレンス)。通算成績は14戦5勝となった。

レース後のコメント
1着 キングスエンブレム 福永祐一騎手
「外めの枠で、ペースもそれほど速くならなそうだったので、折り合って馬と呼吸を合わせることを心がけました。3コーナーで外に出したら、馬が行く気になり、思ったよりも早く先頭に立つ形になりました。最後は少しヒヤッとしましたが、着差以上に力があります。3コーナーで我慢できるようになれば、もっといいパフォーマンスができると思います。今後が楽しみです」

2着 ラヴェリータ 和田竜二騎手
「一旦、前に出られましたがよく差し返しています。今日の流れなら早めに先頭に立つ形の方がよかったかもしれません。ハンデも考えたらよく走っていますよ」

5着 マイネルアワグラス 松岡正海騎手
「もう少し流れてくれたらよかったのですが、展開が向きませんでした」

6着 グリッターウイング 鮫島良太騎手
「勝負どころで反応できませんでした。最後も止まってはいないのですが、同じような脚色になってしまいました」

8着 アドマイヤスワット 藤岡康太騎手
「いい位置をとれたと思ったのですが、1コーナーで動くに動けないポジションに入ってしまいました」

10着 クリーン 北村友一騎手
「ゲートのタイミングが悪かったし、流れが向かなかったですね。早めに押し上げたのですが、最後は離されてしまいました」

(ラジオNIKKEI)