2010年09月18日

中山ダートは前走新潟で差し損ねた馬に注目【土曜馬場傾向】

●差し有利が顕著なダートで前走差し損ねた馬が狙い【2回札幌3日目馬場傾向】

芝に関して、特記事項は見当たらなかった。短距離では7番人気2着のセレスマジェスティのような距離短縮馬を、中長距離ではトゥエルフスナイトやサトノレジェンド、コスモメドウのように叩き3戦目以内のフレッシュな馬を上位に評価したい。

ダートは今開催特有の重いダートの影響からか、差し有利の傾向が顕著に出ていた。新馬戦を除く4レースで、馬券圏内に入った12頭のうち6頭が前走上がり3F3位以内を計時していた馬。エルムSでもこの傾向が結果に反映されると思われるので、前走上がり3Fの数字には注目したい。


●新潟→中山替りで届くダートの差し馬に注目【4回中山3日目馬場傾向】

芝は相変わらずの前残り。距離が延びれば延びるほどその傾向は顕著になっており、白井特別はほとんど道中の隊列通りで決まった。セントライト記念でも前残りの可能性を考える必要がありそうだ。この頭数でスローになると直線前が開かない馬が出る危険性もあるので、差し馬であれば馬群を一気に抜け出せるだけの瞬発力が問われるだろう。

ダートは午前中、稍重で行われた。とはいえ特に前が残るといった明確な傾向があったわけでもなく、むしろヴァルナやシルクドミニオンのように新潟で差し損ねた馬が最後の1Fの時計がかかることで届くようになっていた。新潟で差し損ね→中山替りというのは穴を出すパターンのひとつなので、新潟で良い脚を使いながら差し損ねていた馬には注目したい。

(競馬天気)