2012年05月15日

1200mのスペシャリスト・マコトナワラタナ、差し有利の重賞で見逃せない存在に

【2回東京7〜8日目馬場傾向】

東京芝は7・8日目ともに良。8日目は良。Bコース替りで予想通り時計・上がりともに速い決着に。土曜は外差しがかなり利いていたが、日曜は例年通り内枠&先行馬有利の馬場だった。この傾向から、土曜東京では目に見えない中間の雨が残っており、それが乾き切った日曜は先のような馬場になったという可能性が考えられそうだ。
東京ダートは7・8日目ともに良。こちらも土曜と日曜で大きく馬場傾向が変化しており、土曜は差しが利きやすく、日曜は前が止まらない馬場だった。

●2回東京7日目 6R 6着アシェンライト

スタートで出遅れ、道中も包まれ通し。加えて直線はなかなか前が開かないという3重苦の競馬になってしまった。それでも上がり3ハロンはメンバー中最速で、スムーズなら突き抜けている可能性もあっただろう。次走、新馬戦を制した時と同じ外枠を引くことができれば巻き返し必至だ。

●2回東京8日目 11R 10着エーシンハーバー

初の関東圏・G1という厳しい条件で先行し、勝ち馬と0.8秒差。戦前から「1600mは長い」と言われていただけに現状ではこれが精一杯だろう。4勝すべてが京都という平坦巧者でもあり、次走格が下がったレースで平坦1400m替りなら順当に巻き返してきそうだ。

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【3回京都7〜8日目馬場傾向】

京都芝は7・8日目ともに良。毎週述べているが、Dコースに替った今週も相変わらずの超高速馬場。とはいえ段々と外差しも決まるようになってきていて、騎手の意識が前に行くあまり先行馬総崩れというシーンも見られた。
京都ダートは7・8日目ともに良。こちらは特に目立った傾向は見られなかった。

●3回京都7日目 10R 1着エーシンヒットマン

休み明けをものともせず、あっさりオープン入りを果たした。正直以前と何が変わったという点は特になかったが、この路線は勢いが何よりも大事(カレンチャン、エーシンヴァーゴウ)、ロードカナロア)。乗っているうちは逆らわないようにしたい。

●3回京都8日目 10R 1着マコトナワラタナ

1400m→1200mの距離短縮で終いの切れ味が増し、オープンでも突き抜けた。これで芝1200mは4戦3勝ということで、今後の短距離路線で長く付き合っていきそうな馬だ。展開に左右される脚質から好走時と凡走時の差が激しそうだが、明らかに差し馬有利の重賞(CBC賞、北九州記念、京阪杯)などでは斤量面を活かして出番がありそうだ。

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【1回新潟3〜4日目馬場傾向】

新潟芝は3日目が稍重→良、4日目が良。まだ開催2週目だが夏の新潟のような「いかにも速い」という感じはせず、どちらかといえばスタミナが問われる馬場。外回りでは中央場所で斬れる脚を使った馬よりもローカルで息の長い脚を使った馬のほうを上位に取りたい。
新潟ダートは3日目が稍重、4日目が良。土曜は渋った馬場とはいえ極端に時計が速くなった印象もなく、良に近い力の要る馬場だった。

●1回新潟3日目 12R 7着サクラアドニス

スタートで大きく立ち遅れた時点で、ジ・エンド。気難しい一面が出てしまった。現状展開待ちという脚質だが、この開催が終わるとローカルの舞台は函館に移る。同馬はそこで2着の好走実績があり、開催日程が早まったことで芝の成長が遅い可能性のある今年は差し脚を活かせる絶好の舞台と言えそうだ。

●1回新潟4日目 11R 8着トーセンペトリュス

1番人気に推されたが、8着と人気を裏切る結果に。内回りで行われる新潟芝2200mは内枠の馬が動くに動けない展開になることが多いが、その流れにハマってしまった格好だった。新潟外回りコースでの勝ち鞍があるように左回り自体は問題ない馬で、次走間隔をあけて新潟外回りを使われるようなら絶好の狙い目だ。
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(競馬天気:月曜コラム・「馬場×次走注目馬」より)