2012年03月04日

【弥生賞出走馬分析】内枠&先行馬有利の馬場でコスモオオゾラ

■個々の馬分析
・トリップ
母ビーポジティブは交流ダート重賞の勝ち馬で、血統的にはダートの要素が強い。クロフネ産駒は、イメージとは異なりダートより芝でこそ妙味のある馬が多いものの、カレンチャンやスリープレスナイトをはじめとして、実績があるのは短距離。芝2000m以上の重賞では過去[0 4 4 59]と今ひとつの成績。ただし、現在の中山芝は内枠の馬が有利な状況であるため、枠順は絶好。

・アーデント
大外枠から先行して4着した前走の内容から、この中でも能力的に引けは取らない。血統背景からは中山コースよりも東京コースが合いそうな印象があるが、内枠からある程度先行できるという特性は現在の中山向き。

・コスモオオゾラ
ロージズインメイ産駒は東京巧者が多いこともあり、前走は条件自体は悪くなかった。ただし、33秒台前半の上がりが要求されるスローペースになったことと、内枠有利の馬場状況での外枠だったことの2点が響いた。今回は好枠を引き、得意な距離に戻って再度期待できる。

・フェノーメノ
唯一崩れたのが中山で行われたホープフルSであるものの、ステイゴールド産駒は本コースとの相性は決して悪くない。やや人気になりすぎの感もあるが、先行力は今の中山では大きな武器。

・ジョングルール
前走は東京2400mで上がり33秒5を使って圧勝。中山コースにも最低限の実績あり。ただし、脚質と枠が、今の中山の好走傾向に合わない点が不安。

・アダムスピーク
阪神2000mでの2戦だけで、まだ適性をつかみきれていない状況。ラジオNIKKEI杯では内から馬群を割って抜け出す内容で、強さに加えて器用さを感じた。外枠はあまり歓迎ではないが、先行力はそれなりにあるので悪くはない。


■展望
1〜3番枠の馬で決着し、人気薄の逃げ馬が残る展開だったのを中山記念をはじめ、内枠の馬や先行馬が有利な馬場状況。ここは、人気馬の多くが中〜外枠に入ったこともあり、内枠の人気薄から馬を選びたい。

その中でも注目はコスモオオゾラ。
今年1〜2月の東京開催は全体的に内枠有利な傾向が出ており、共同通信杯の日も当てはまっていた。その中で、外枠から外を回すロスがありながら5着した前走の内容は優秀。中山にも実績があり、コース自体への適性も問題ない。

人気どころでは、先行力があるフェノーメノ、アダムスピークの2頭が有力。ともに、馬場次第では本番の皐月賞でも面白そうな存在。

他はメイショウカドマツ、トリップ、アーデントら内枠の馬の突っ込みに警戒する。

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