2012年02月13日

フェブラリーS傾向をデータで分析!トランセンド編

競馬天気では本日から5日間、2012年フェブラリーSの有力馬をあらゆるデータから分析していきます!その馬が持っている東京ダート1600mへの馬場適性、血統、騎手、気候・・・ぜひ5日間の連載をお楽しみください!


さて、第一弾となる今回は昨年の覇者で連覇を狙うトランセンドについて分析していきます。

ドバイワールドカップ2着、史上初となるジャパンカップダート連覇の実績が示す通り、現在のダート界において頂点に君臨する馬であることは間違いないところでしょう。唯一地方ダートではスマートファルコンの牙城を崩せずにいますが、スマートファルコンが出走しない中央ダートでは向かうところ敵なしといった状態です。


・・・と、ここまで述べてしまうと何も書くことがなくなってしまうので、この馬が見せてきた「進化」について触れておきましょうか。

2011年みやこS以降、明らかに馬が変わったわけですが、みやこS→ジャパンカップダート連勝まではおおよそのイメージ通りだったと思います。渋った馬場で2度のレコード勝ちがあるように、脚抜きの良い馬場が味方したものだろうと。

そこで、昨年のフェブラリーSです。

このときの東京ダートは時計が異常にかかる重たいダート。相当にパワーを要する馬場ということで、パワーが代名詞となるロベルト系(ブライアンズタイム、シンボリクリスエス)産駒が2〜5着までを占めました。このような馬場で父サンデー系のセイクリムズン、シルクメビウス、オーロマイスターは何もできませんでした。

この時点のトランセンドのイメージは脚抜きの良い馬場を得意とする素軽い先行馬。ならばここは危ないはず・・・だったのですが、結果は余裕綽々の逃げ切り勝ち。もう次元が違うところに行っちゃったんですよね。

正直なところ、トランセンドは普通に走ればまず負けないだろうという気がしています。一番負けそうなレースが帰国初戦のマイルチャンピオンシップ南部杯だったんですけど、あの手応えで勝ってしまったし、マイルでの持ち時計を大幅に短縮した。


たったひとつ死角があるとすれば東京ダート1600mで不利な最内枠を引く&2〜5番枠ぐらいにエスポワールシチーはじめトランセンドと同じ脚質の馬がズラリと並ぶことぐらい。でもそんなに上手く行くかなって気もしますし・・・

現状、トランセンドの相手探しというのが妥当かなと考えています。


◇あすは「フェブラリーS傾向をデータで分析!エスポワールシチー編」をお送りします!(続)
(競馬天気:フェブラリーS特別企画)
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