2012年01月31日

マジンプロスパー、開幕週に行われる阪急杯はまさにうってつけ

【1回東京1〜2日目馬場傾向】

東京芝は1日目が良/水多→6Rから良/水少、2日目が良/水少。初日からパンパンの良馬場とまでは行かなくとも上がりは極めて速く、切れる脚が要求された。回復途上の東京芝ということでイン伸びの傾向は明らかで、直線インを突いた馬の好走が目立った。
東京ダートは1日目が稍重/水多、2日目が稍重/水少→9Rから良/水多。極端に時計が速くなった印象はなく、水準程度といったところ。インの有利不利もなく、フラットな馬場と言えそうだ。血統的にはサンデーサイレンス系の独壇場といった感じで、ややスピード優先か。

●1回東京1日目 12R 1着トキノフウジン

現級連対歴のあるコース替りであっさり突き抜けた。以前は単調な先行馬という印象だったが、昨年から試していた脚質転換が成功したと見て良いだろう。左回りでは確実に良い脚を使う馬で、渋った馬場も得意な点から今開催もう一度使われることがあれば再度狙ってみたい1頭だ。

●1回東京2日目 9R 1着サクラゴスペル

新馬勝ちのある舞台に戻り、完勝。同馬は1600m以上【1・0・0・2】に対し、1400m以下【2・1・2・2】5着以下なしということで現状1400mがベストであることは間違いない。東京のような軽い芝のほうが向いている印象もあり、次の狙い目は春の東京または京都開催となりそうだ。

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【2回京都1〜2日目馬場傾向】

京都芝は1・2日目ともに良/水少。A→Bコース替りで外差し馬場へと変貌し、シルクロードSは距離短縮・外枠の差し馬ケンブリッジエルが最低人気で3着に入る好走。1回京都開催とは別物と考えた方がよさそうだ。
京都ダートは1日目が良/水多、2日目が良/水少。こちらは内外の有利不利のないフラットな馬場だった。

●2回京都1日目 11R 8着マジンプロスパー

インから伸びて2着はあるかという内容だったが、最後に失速してしまった。とはいえBコース替りで外差し馬場へと変貌した馬場を考慮すれば悲観する内容ではなく、重賞でもやれるメドは立ったと見たい。開幕週に行われる阪急杯はまさにうってつけで、次走そこを使われるようなら粘り込みが期待できる。

●2回京都2日目 11R 1着ドナウブルー

1000万下からの格上挑戦を見事にクリアした。同馬はこれで直線急坂コース【0・0・0・3】に対し、直線平坦コース【4・0・1・1】ということで相手云々よりも坂の有無で考えるのがベターなのだろう。それを踏まえると阪神牝馬SにしろヴィクトリアマイルにしろマーメイドSにしろ上半期は坂のあるコースに主要牝馬レースが集中しており・・・坂をこなせる確証がない以上、今回の結果は鵜呑みにしないようにしたい。

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【1回小倉5〜6日目馬場傾向】

小倉芝は5・6日目ともに良/水少。外差し馬場はさらに進行しており、土曜日の3〜5Rに行われた芝レースで馬券圏内に入った9頭すべてが馬番ふた桁番を引いた馬。ローカルらしくマクリ差しができる馬がもっとも信頼に足りるだろう。
小倉ダートは5・6日目ともに稍重/水少。小倉ダートの傾向通り、馬場が渋ったことで好時計が続出。ダート1700mでは内枠に相当アドバンテージがあるようで、内枠の先行馬が穴をあけるシーンが目立っていた。

●1回小倉5日目 9R 1着ネオザウイナー

ダートでは未だ馬券圏外のない馬だが、脚抜きの良い高速馬場でその真価を発揮した。芝での好走歴がある点から本質時計のかかるダートは苦手なのだろう。今後も渋ったダートを中心に狙い、時計のかかるダートではやや信頼に欠ける点に注意したい。

●1回小倉6日目 7R 1着スズカロジック

休み明け以降4→2→1着と確実に着順を上げてきた。とりわけ今回はインから抜け出すという味な競馬で、ダート馬にありがちな一本調子のスピード馬ではない点に魅力を感じる。この手の馬はクラスの壁を苦にしないタイプが多く、昇級戦でも軽視しないようにしたい。

(競馬天気:月曜コラム「馬場×次走注目馬」より)

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