2012年01月21日

【土曜馬場傾向】京都ダート、持ち時計だけでなく芝実績も重要に

●芝、高速馬場では足りない種牡馬の産駒の好走目立つ【1回中山6日目馬場傾向】

中山芝は稍重/水少。雨が降ったことで時計がかかり、道悪の巧拙が問われる馬場だった。これに伴いオペラハウスやブライアンズタイム、アグネスデジタルといった高速馬場では足りない種牡馬の産駒が多く好走していた。明日一日で馬場が大幅に回復することは考えにくく、血統の傾向は気に留めておきたい。

中山ダートは稍重/水多。こちらは雨が降って脚抜きが良くなったことで時計が速くなっていたが、水が浮くほどでもなく極端な馬場の高速化とまではいかなかった。中山ダート1200mは馬場が渋ると外枠の好走が目立つが、その傾向通り馬券圏内に入った9頭中7頭が馬番ふた桁番を引いた馬だった。


●ダート、持ち時計だけでなく芝実績も重要に【1回京都6日目馬場傾向】

京都芝は重/水少。雨が降っても超前残り馬場の傾向は変わらず、芝で行われた4レースすべてが逃げ切り勝ち。時計がかかっても速い上がりが出るのが大きな特徴で、若駒Sを逃げ切ったゼロスの上がり3ハロンは33秒9。前に行って速い上がりを使える馬がもっとも信頼できる馬場と言えそうだ。

京都ダートは重/水多→11Rから不良。こちらはレースから雨脚が強くなったことで水が浮くレベルまで悪化。前に行った馬による波乱が多く見られた。また、それによって求められる時計は速くなることから、当該距離の持ち時計だけでなく芝実績も重要になってくるだろう。


●開催2週目にして早くも外差し馬場【1回小倉3日目馬場傾向】

小倉芝は良/水多。開催2週目にして早くも外差し馬場に突入しており、前に行った馬、内枠を引いた馬が壊滅状態。ローカルらしくマクリ差しができる馬が狙い目と言えるだろう。

小倉ダートは稍重/水多。小倉ダートは馬場が渋ると猛烈に時計が速くなるが、ダート1700mで1分44秒5が出たように高速化は顕著。こういった馬場を得意とするミスタープロスペクター系産駒の激走が多かった。

(競馬天気:土曜コラム「土曜馬場傾向より」)

※会員の方は「AJCC全出走馬データ分析」「AJCC馬場・気候適性指数」「競馬天気日曜特選馬」をご覧頂けます。

↓↓↓
★正月開催10万馬券以上4本的中!会員ならその根拠となるコラムを見放題!

※月額たったの525〜825円!銀行振込では100日間2,500円のコースもございます。
詳しくはご利用ガイドをご覧ください。

★関連リンク
プロの予想家も絶賛!競馬天気が選ばれる5つの理由とは?
意外な穴馬をザクザク見つける馬場・気候ファクターとは?
すべてのサンプル記事をチェック!