2012年01月10日

マイネエポナ、典型的な冬馬で寒い時期の間は要注意

【1回中山1〜3日目馬場傾向】

中山芝は1〜3日目まで良/水少。先行馬×差し馬という組み合わせが多く見られたように非常にフラットな馬場。時計も冬の中山としては速い部類に入る点から、パワー+スピードが問われるだろう。東京の切れ味勝負に好走歴が集中している馬には不適な馬場だったと言える。
中山ダートは1〜3日目まで良/水少。2%前後の含水率が示すように時計・上がりのかかる馬場。思わぬ波乱になるレースも多々見られ、軽い東京ダートで好走してきた馬には酷な馬場だった。

●1回中山1日目 12R 5着マルタカシクレノン

中山芝1600mで絶好の2番枠を引き5着。この結果だけを見れば特に強調材料はないと思われるが、1000m通過57.3秒というハイペースに加えて外枠の差し馬が上位を占めたレースという事情を踏まえれば話は変わってくる。中山芝での連対歴があるとはいえ本質平坦向きに思われ、次走小倉開催を使われるようなら前進が見込める。

●1回中山2日目 3R 1着ドラゴンフラッシュ

休み明け・初ダートという条件だったが、あっさり逃げ切った。新馬戦では好メンバー揃いのなか5着に入っているようにもともと素質は高く、芝適性もゼロというわけではないだろう。次走どの条件を使われるかはわからないが、ダートであれば東京ダート1600mが狙い目と言えそうだ。

●1回中山3日目 11R 2着マイネエポナ

14番人気という低評価を覆し、2着に入る激走。同馬は気候/寒の小倉でこれまでのレースぶりがウソのような一変を見せており、よほど寒い時期が合うのだろう。冬の間は要注意だがタイプ的にはコスモネモシンに似ており、今後はフラワーカップやローカルの牝番限定重賞などで見せ場があるかもしれない。

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【1回京都1〜3日目馬場傾向】

京都芝は1〜3日目まで良/水少。初日は思いのほか差し馬の台頭が目立っていたが、シンザン記念では内枠・直線インを突いた馬が上位を独占。その他行われた芝レースも人気薄の逃げ・先行馬が上位に来ることが多く、超前残り馬場の兆候が少しずつ見られていた。
京都ダートは1〜3日目まで良/水少。1200&1400mでは外枠の差し馬、1800mでは内枠の先行馬が穴をあけるシーンが目立った。

●1回京都1日目 11R 5着サダムパテック

3歳時の実績が評価されて1番人気に推されたが、5着と人気を裏切る結果に。東スポ杯や弥生賞を見る限りスローの瞬発力勝負がもっとも合っている印象で、1000m通過57.6秒というハイペースが向かなかったのだろう。また、馬番ふた桁番時【0・0・2・3】馬番ひと桁番時【3・2・0・1】が示す通りの内枠巧者ということで、スローが見込めるメンバー構成+内枠という条件で狙いたい。

●1回京都2日目 9R 5着エクセルサス

準オープンでの連対歴もある馬だが、勝利実績があるこのクラスで5着に敗れてしまった。思った以上に成長してこない点は否めないが、中10週以上の休み明け【0・0・1・4】が示す通りの叩き良化型。昨年もひと叩きされた次走で鮮やかな叩き一変を見せており、冬馬である点も含めて次走が最大の狙いどころと言える。

●1回京都3日目 12R 2着シゲルモトナリ

叩き2戦目で鮮やかな変わり身を見せ、2着。実に3歳春以来の連対だった。同馬が芝外回りコースで馬券圏内に入ったのはこれが初めてということで、いよいよ馬が変わってきたのかもしれない。次走ひと息入れて得意の阪神1400mを使われるようならさらなる前進があってもおかしくない。

(競馬天気:月曜コラム「馬場×次走注目馬」より)

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