2014年06月26日
【宝塚記念】フェイムゲーム チークピーシーズで反応鋭く
【G1ドキュメント=25日】フェイムゲームの追い切りを終えた北村宏が満足そうな顔で調教スタンドに引き揚げてくる。「先週(18日)の併せ馬では先行馬に取りつくのにもたついていたが、きょうはスムーズに並んでいけた」と語ると、こう続けた。「新たに着けた馬具の効果はある」。青鹿毛の両頬には黒いチークピーシーズ。左右の視界を遮るこの矯正用馬具がすさまじい反応を引き出した。
1週前追い切り同様、Wコースでインプレスウィナー(7歳オープン)との併せ馬。5馬身先行したパートナーとの差を徐々に詰めた直線入り口。北村宏の手綱が緩んだ瞬間、内から馬体を並びかけた。「行けと指示を出しても、しぶい」と鞍上が表情を曇らせた1週前とは別馬のような反応。パートナーを明らかに上回る余裕の脚色で併入に持ち込んだ。
「気持ちが乗っているし、息遣いもできている。申し分ない動きだった」と語る同騎手の傍らでは、宗像師も満足顔。「先週金曜(20日)からチークピーシーズを着用しているが、行き脚が良くなったし、何より反応が速くなった」と矯正用馬具の効果を口にした。
天皇賞・春(6着)ではペースの上がった4コーナーで外からまくられた。追い出してもすぐに反応できなかったのが敗因。「今度は阪神の内回りコースが舞台だから反応の速さがより求められる」(同師)という課題をチークピーシーズで克服できれば…。梅崎は台風の目になるとにらんでいる。
(スポニチアネックス)