2013年11月14日
【マイルCS】コパノリチャード坂路単走 馬なりスイスイ12秒9!
大一番に向け、併せ馬でびっしりと仕上げてくる陣営も多い中、コパノリチャードはマイペースを貫いた。「やりすぎるとテンションが高くなる」(宮師)という理由で坂路単走。ただ、動きには見るべきものがあった。
馬場開場から時間が進み、ウッドチップは荒れた状態。パワーが要求されるが、脚さばきは軽快そのものだ。残り1Fを過ぎて鞍上の手がわずかに動くと、グッとスピードアップ。左右にブレることもなく真っすぐ駆け上がり、4F54秒2、ラスト1F12秒9を刻んだ。
「どうなの?このタイム。この悪い馬場では基準が分からないよ。しまい12秒台はいいんだろうけど」。宮師は報道陣に逆取材。あれこれと話が進むうちに、話題は戦法面に及んだ。「単騎逃げ濃厚?うん、そこはいいよね」。指揮官の表情に笑みがこぼれた。「スワンSは人気がなかった(8番人気)が最初の1Fで勝つんじゃないかと思った。ゲートの出は普通だが、2、3歩目からの加速が全然違うから」
まさに天性のダッシュ力。今回もハナは決まったも同然だ。「ベストが1400メートルであることは確か。あと1Fを辛抱してくれるかどうかだね」。宮師は、そうまとめた。
浜中は3戦連続のコンビ。報道陣の問いに「引っ掛かっちゃうよ」を繰り返した。前走も自信を持って押し切ったはず。どうしたのか。「ポテンシャルは高いが、前走はうまくいきすぎた。今回は1600メートルだし重量も増える(前走54キロ)。メンバーも強い」。本音か、それとも煙幕か。ただ、これは言える。マークが甘くなればなるほど、逃げ切りのチャンスは増える。浜中&コパノリチャードにとっての戦いは、もう始まっているのかもしれない。
(スポニチアネックス)