2013年05月16日
【オークス】サクラプレジール 断然1番時計!坂路4F49秒4
樫の季節に桜が咲く。フラワーC優勝馬サクラプレジールが美浦坂路の1番時計をマーク。桜花賞を自重し、馬体回復に専念したことで仕上がりは万全。史上最短キャリア(デビュー3戦目)、史上5頭目となる無敗の樫の女王へ、夢が膨らんだ。 【オークス】
サクラプレジールの追い切り時計を確認した尾関師に緊張が走る。坂路で4F49秒4。15日、坂路調教を行った延べ954頭の中で断然の1番時計、前走・フラワーCの追い切り時計(4F50秒9)を1秒5も上回った。「4F51〜52秒の予定だったんだが、全く無理していないし、手応えも楽。それだけ状態がいいのでしょう」と語ると、笑顔でこう続けた。「1番時計を出しても賞金は出ないけどね」
1カ月半遅れた桜の開花を告げるフットワークだ。1F目を13秒9でスピードに乗ると、高低差18メートルの急勾配をまるで平たん走路のように軽快に駆け上がる。2F目11秒9、3F目11秒7。最後の1Fは手綱を抑えて11秒9。青毛の馬体はフラワーCよりもはるかにたくましい筋肉を身につけて、漆黒の光沢を放っている。桜花賞を自重して2カ月間、充電に専念した成果が追い切り時計と体つきに表れていた。
「フラワーC時のソエやトモの疲れもすっかり解消している。休んだことでカイバもしっかり食べるようになったし、攻めていっても(強い追い切りをかけても)耐えられるようになった」と尾関師。9日にはWコースで6F83秒5を計時。この1週前追いで手綱を取った主戦・横山典も「休ませたおかげでエネルギー満載。フラワーCの当時とは出来が全然違う」と言う。初めて経験する2400メートルにも「余計なことは何もしない馬。本気になるのはラストだけだし、距離は何も心配していない」と手応えをつかんでいる。
(スポニチアネックス)