2012年08月28日

【札幌2歳S】近年堅い決着目立つレース、今年も上位馬拮抗か

札幌芝1800mで行われる札幌2歳S。ジャングルポケット以降、勝ち馬のレベルは非常に高く、昨年の1〜3着馬はクラシック戦線を牽引する存在となった。来年のクラシック戦線を占う上で絶対に見逃せないレースだ。

それでは、過去の札幌2歳S傾向をおさらいしていこう。

■札幌2歳S傾向その1「前走札幌芝1500〜1800m」

過去10年の札幌2歳Sにおいて、前走札幌芝1500〜1800mの成績は【8・8・8・69】。これを前走勝ち馬に限定すると【7・7・7・45】複勝率31.8%となり、前走勝ち馬は特に注目すべき存在だ。

なかでも強調したいのが、コスモス賞勝ち馬。

【1・2・1・3】複勝率57.1%と高い好走率を残しており、これに該当するラウンドワールドは最有力候補と言えそうだ。


■札幌2歳S傾向その2「上がり3ハロン最速」

過去10年の札幌2歳Sにおいて、上がり3ハロン最速馬の成績は【5・3・2・2】複勝率83.3%。小回りだが切れ味を活かせる条件ということで、立ち回りだけでは好走するのは難しい。ならば切れる脚を使った経験がある馬、上がり3ハロン最速勝利から臨む馬の評価を上げたいところだ。

2012年札幌2歳S出走登録馬中、前走上がり3ハロン最速勝利から臨む馬は以下の通り。

・アポロカーネル
・コディーノ
・タマモコンパス
・ハンサムザムライ
・ラウンドワールド
・ロードグラヴィウス

この中では、前走上がり3ハロン33.7秒の脚を使ったコディーノが有力か。ゴールに向かうに連れて加速していった破壊力は特筆すべきものがあり、再度同じ切れ味を見せることができれば連勝も見えてくる。


■札幌2歳S傾向その3「ダンチヒ系」
過去10年の札幌2歳Sを血統で見てみると、ダンチヒ系の血を含む馬の好走が多い。オールアズワン、ロジユニヴァース、ナムラマース、ストーミーカフェ・・・1800mという距離にしてはさほどスタミナが問われない展開になるのがその理由かもしれない。

2012年札幌2歳S出走登録馬中、ダンチヒ系の血を含む馬は以下の通り。

・ジェネラルグラント
・タマモコンパス
・トーセンパワフル
・ブリリアントアスク
・ロードシュプリーム


■札幌2歳Sのデータ分析まとめ

20頭の出走登録があった2012年札幌2歳S。フルゲートは必至で、直線いっぱいを使った攻防が見られそうだ。ただ、先週までの馬場傾向を踏まえれば大外一気というのは考えにくく、真ん中あたりの枠からタイミング良く抜け出す先行・差し脚質の馬に妙味がありそうだ。

クラシック戦線に向けて早く賞金を確保したい有力馬が揃うだけあって、近年は堅い決着が目立つ札幌2歳S。ここもすでに評判になっている馬が多く、その中から取捨選択をしていくのがベターだろう。

新馬戦の勝ち方が鮮烈だったのはコディーノ、トーセンパワフルといった良血馬。これに実績上位の和ラウンドワールド、マイネルオウホウ、ジェネラルグラント、コスモシルバードがどう絡むかが見どころと言えそうだ。

↓↓↓

【データで見るオススメ馬】

★コディーノ
→過去10年の札幌2歳Sにおいて、上がり3ハロン最速馬の成績は【5・3・2・2】複勝率83.3%。上がり3ハロン33.7秒の脚を使った前走はゴールに向かうに連れて加速していった。再度同じ切れ味を見せることができれば連勝も見えてくる。

【馬場で見るオススメ馬】

★マイネルホウオウ
→開催前半の夏の福島から洋芝替りだったが、新馬戦と変わらないパフォーマンスを見せた。切れ味を活かしたいタイプが多いここで前に行って粘り込める渋太い脚質は魅力で、展開次第で逆転の可能性があっても。

【ローテーションで見るオススメ馬】

★ラウンドワールド
→過去10年の札幌2歳Sにおいて、コスモス賞勝ち馬の成績は【1・2・1・3】複勝率57.1%。洋芝適性は前走で証明済みだし、一度北海道に慣れるという意味で使い滞在→ここ目標だとすれば陣営の高い勝算が見え隠れする。

【血統で見るオススメ馬】

★ジェネラルグラント
→ロージズインメイ産駒は今開催の札幌芝で【2・3・2・15】複勝率31.8%。単勝回収率182%が示すように人気薄での好走が多く、初芝をあっさりクリアした前走内容から距離が伸びて新味が出れば差はない。

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