2012年08月22日
【エルムS】上がり3ハロンが評価できるローマンレジェンド
札幌ダート1700mで行われるエルムS。コーナー4つの小回りコースということでこのコースを得意とするスペシャリストが集まるレースで、リピーターの好走も多い。また、アドマイヤドンやメイショウトウコンなど、G1級の馬が出走した時は圧勝してしまうケースが目立つ。
それでは、過去のエルムS傾向をおさらいしていこう。
■エルムS傾向その1「前走地方交流重賞組」
過去10年のエルムSにおいて、前走地方交流重賞組の成績は【4・3・2・23】。実績で勝るこの組が毎年のように好走している。
なかでも注目したいのが、5歳馬。
6歳以上が【0・1・1・15】であるのとは対照的に【2・2・0・2】複勝率66.7%と極めて高い好走率。これに該当するグランドシチーは評価を上げたいところだ。
■エルムS傾向その2「休み明け」
過去10年のエルムSにおいて、前走から中10週以上の間隔を空けて臨んだ馬の成績は【4・3・2・23】。すでにダート重賞勝利実績のある馬が巻き返すというのが好走パターンとなっており、逆に言えば実績馬が巻き返すとすればこのパターンに限定される。
2012年エルムS出走登録馬中、中10週以上の間隔を空けて臨む馬は以下の通り。
・コパノジングー
・ヤマニンキングリー
この中では、ダート重賞勝利実績のあるヤマニンキングリーを強調したい。JCDでは勝ち馬と0.5秒差と健闘しており、このクラスでは明らかに格上。札幌記念勝ちなど、暑い時期への適性が高い点も評価できる。
■エルムS傾向その3「上がり3ハロン最速」
過去10年のエルムSにおいて、上がり3ハロン最速馬の成績は【5・2・3・3】複勝率76.9%。これに該当する馬が馬券圏内に入れなかった年はなく、小回りゆえに意識が前がかりになる展開面での恩恵を受けている。
2012年エルムS出走登録馬中、前走上がり3ハロン最速を記録した馬は以下の通り。
・キクノエクレール
・サイレントメロディ
・ローマンレジェンド
ここでは未知の魅力を加味してローマンレジェンドを最上位評価としたい。前走ジュライSの上がり3ハロン37秒0は次位を1秒上回るもの。勝ち時計も申し分なく、この路線の主役に躍り出る可能性も考えられる。
■エルムSのデータ分析まとめ
実績馬が順当に結果を残すことが多く、比較的平穏なレース。今年は実績があまりにも抜けているエスポワールシチーが斤量59kgで参戦するが、過去の傾向を踏まえればそう簡単には軽視できない存在だろう。
もしエスポワールシチーが負けるとすれば、後方から差されるパターン。そう考えると上がり3ハロンの脚が魅力なローマンレジェンドが最有力候補と言えそうだ。また、サイレントメロディも札幌ダート1700mでは2戦2勝ということで、コース実績を活かして上位進出を狙いたい。
↓↓↓
【データで見るオススメ馬】
★ローマンレジェンド
→過去10年のエルムSにおいて、上がり3ハロン最速馬の成績は【5・2・3・3】複勝率76.9%。前走ジュライSの上がり3ハロン37秒0は次位を1秒上回るもので、一気にこの路線の主役に躍り出る可能性も考えられる。
【馬場で見るオススメ馬】
★サイレントメロディ
→札幌ダート1700m【2・0・0・0】と負け知らず。パワーを要する馬場で結果を出すことができた点は評価できるし、決め手はこのメンバーでも引けを取らない。
【ローテーションで見るオススメ馬】
★グランドシチー
→過去10年のエルムSにおいて、前走地方交流重賞から臨む5歳馬の成績は【2・2・0・2】複勝率66.7%。乾いたダートでは大崩れのない馬で、極端に渋った馬場にさえならなければ好勝負必至だ。
★ヤマニンキングリー
→過去10年のエルムSにおいて、前走から中10週以上の間隔を空けて臨んだ馬の成績は【4・3・2・23】。JCDでは勝ち馬と0.5秒差と健闘しており、このクラスでは明らかに格上。札幌記念勝ちなど、暑い時期への適性が高い点も評価できる。
【血統で見るオススメ馬】
★キングトップガン
→前走芝2000m、今回札幌ダート1700mで臨むマヤノトップガン産駒の成績は【2・1・2・8】複勝率38.5%。もともとダートで良績を残してきた馬でもあり、前が崩れる展開ならまだ見限れない。
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