2012年07月31日
【小倉記念】休み明けと好相性のレース、当該距離+のスタミナの有無も注意
小倉芝2000mで行われる小倉記念。毎年のように1分57秒台の決着が見られているように求められる時計は速く、時計のかかる冬の芝に強い馬がことごとく人気を裏切っている(コスモファントム、トーホウドリーム)。福島開催での前走七夕賞組が不振傾向にある点もそれが理由だろう。
それでは、過去の小倉記念傾向をおさらいしていこう。
■小倉記念傾向その1「芝2200〜2400mでの好走歴」
先に説明したように、小倉記念は高速馬場。中央芝準オープン以上、ましてや京都・東京といった高速馬場で勝ち負けできるレベルにないことには厳しいといった具合だ。
さらに加えると、+200mをこなせるスタミナも必要。
後半から一気にペースアップする傾向にある小倉記念では、ラスト1ハロンでグっと時計がかかる。決してスピードだけで押し切れるコースではなく、芝2200〜2400mでの好走歴があるのが好ましいと言えそうだ。
2012年小倉記念出走予定馬中、芝2200〜2400mでの好走歴がある馬は以下の通り。
・エーシンジーライン
・ゲシュタルト
・ダノンバラード
・トーセンラー
■小倉記念傾向その2「休み明け」
過去10年の小倉記念において、中10週〜半年以内の休み明けで臨んだ馬は【2・3・0・7】複勝率41.7%。注目すべきは前走レースで、連対を果たした5頭中4頭が前走新潟大賞典組なのだ。
今年の出走予定馬で、前走新潟大賞典組はナリタクリスタルただ1頭。
昨年、一昨年と馬券圏外に敗れてしまっているレースだが、ローテーションが異なる今年は昨秋強豪に揉まれた実績&夏馬っぷりを活かしたいところだ。
■小倉記念傾向その3「トニービン」
血統的な部分で言えば、小倉記念と圧倒的な相性の良さを誇るのはトニービン。何しろ同馬の血を含む馬は近年の小倉記念で激走を連発しているのだ(キタサンアミーゴ、ニホンピロレガーロ、ダンスアジョイ)。
この理由には、先に挙げた+200mのスタミナが関連してくるだろう。昨年のイタリアンレッドの勝ち方がそうだったが、一瞬のキレより長く良い脚を使える持久力が活きるレース。それに秀でたトニービンの血筋が炸裂する条件が揃っているのだ。
■小倉記念のデータ分析まとめ
レース性質を考えると、マイル重賞で勝ち負けできる先行馬がほしいところ。また、小回りという点からコーナー4つのコースでの勝利実績があればなお良いだろう。
実績から人気が予想されるアイムユアーズは追込決着のオークスで先行して4着と価値の高い内容。スローの上がり勝負では決め手に欠けるため何かにやられる可能性があるが、軸としての信頼度は高いと言えそうだ。
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【データで見るオススメ馬】
★エーシンジーライン
→過去10年の小倉記念において、中10週〜半年以内の休み明けで臨んだ馬は【2・3・0・7】複勝率41.7%。過去には芝2400mでの勝利実績もあり、小倉記念で求められるスタミナを有している点も魅力だ。
【馬場で見るオススメ馬】
★トーセンラー
→良/水多〜不良【0・1・1・4】に対し、良/水少【2・1・3・1】。パンパンの良馬場では大崩れがなく、2分10秒5の好時計で駆け抜けたセントライト記念内容から高速馬場も問題ないはずだ。
【気候で見るオススメ馬】
★エクスペディション
→夏の小倉芝では【3・0・0・0】負け知らずという馬。重賞ではあと一歩足りない印象だが、得意の季節・得意のコースで迎えるここは千載一遇のチャンスと言えそうだ。
【ローテーションで見るオススメ馬】
★ナリタクリスタル
→過去10年の小倉記念において、前走前走新潟大賞典組の成績は【2・2・0・0】複勝率100%。4,7,9,15番人気とすべて人気薄での好走ということで価値は高く、このローテーションに該当する同馬を無視するわけにはいかない。
【血統で見るオススメ馬】
★サトノパンサー
→キングカメハメハ産駒は小倉芝2000mで【13・9・7・47】複勝率38.2%。先週同産駒のハワイアンウインドが1分57秒2のレコード勝ちを収めたように高速馬場との相性も良く、格上挑戦でも侮れない1頭だ。
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