2012年07月17日
【中京記念】新潟芝1600mと類似性高いコース、騎手で注目は浜中騎手
中京芝1600mで行われる中京記念。今年からはじまるサマーマイルシリーズ初戦に合わせて施行条件が変更された重賞で、まだ十分なデータが揃っていない中京芝という点もさらに予想の難易度を高めている。
そこで今回は、新生中京で行われた芝1600mのレースデータを見ながら中京記念を分析していきたい。
■中京芝1600m傾向その1「新潟芝1600mとの類似性」
1200・1400mははっきりと外差し優位の傾向が出ている中京芝だが、こと1600mとなると話は別。もちろん差しが決まらないわけではないが、それ以上に人気薄激走馬が「内枠の逃げ・先行馬」に偏っているのだ。
さらに、ここで注目すべきは1000m通過タイム。
新生中京オープン2日目の芝1600m未勝利戦、1000m通過はなんと64.4秒。このレースのように中京芝1600mは後傾ラップになることが多く、例えるなら新潟芝1600mのそれに近いものがあるのだ。
■中京芝1600m傾向その2「距離短縮」
中京芝1600mをローテーション別で見てみると、非常にわかりやすい傾向がある。それは前走の距離別成績。
同距離【2・3・5・41】複勝率19.6%
距離延長【3・4・2・40】複勝率18.4%
距離短縮【6・5・5・62】複勝率20.5%
ご覧のように、距離短縮馬の好走がとにかく目立つのだ。これも新潟芝1600mと共通する点であり、中京芝1600m=新潟芝1600mという関係性が見え隠れする。
2012年中京記念出走予定馬中、非除外対象馬で距離短縮馬は以下の通り。
・エーシンリターンズ
・オセアニアボス
・スマートシルエット
・レッツゴーキリシマ
・レッドデイヴィス
「新潟芝1600mのそれに近い」という点を踏まえると、関屋記念を制したレッツゴーキリシマは無視できない存在だ。また、広いコースに滅法強いエーシンリターンズも新生中京芝はいかにも合うだろう。
■中京芝1600m傾向その3「浜中俊」
最後の傾向は傾向と呼べるかどうか微妙なところだが、現在全国リーディング2位につける浜中騎手について。とにかく中京芝1600mと相性が良く、【2・0・3・1】複勝率83.3%という驚異的な成績を残している。
そんな浜中騎手が中京記念で騎乗を予定しているのはレッドデイヴィス。近3走すべてが渋った馬場(エプソムカップは良/水多)と馬場に泣かされてきたが、パンパンの良馬場に浜中騎手という組み合わせなら3歳時の強さが戻ってもおかしくなさそうだ。
■中京記念のデータ分析まとめ
さまざまな角度から中京芝1600m傾向を分析してみたが、新潟芝1600mとの類似性は見逃せないところだろう。最後の坂が新潟より差し馬の台頭を可能にしているが、パンパンの良馬場だった開幕週はイン差しが効いていたのは事実。内枠の馬に穴妙味を見出せそうだ。
↓↓↓
【データで見るオススメ馬】
★エーシンリターンズ
→距離短縮馬の好走が目立つ中京芝1600m。超スローの展開に恵まれた感のある前走だが、牡馬混合のオープンを勝ち切った点は評価できる。広いコースに滅法強い点も新生中京記念向きだ。
【馬場で見るオススメ馬】
★レッドデイヴィス
→良/水少【4・1・0・4】に対し、良/水多〜不良【0・1・0・3】。乾いた馬場ではほとんど大崩れがなく、近3走いずれも良/水多〜不良だった点から馬場さえ乾けば一変の可能性は十分だ。
【気候で見るオススメ馬】
★ミッキードリーム
→気候/寒〜涼【2・1・1・9】に対し、気候/暖〜酷暑【3・1・3・0】。とにかくこの時期走る馬で、前走も季節替りであっさり巻き返した。再度の好走も可能だろう。
【ローテーションで見るオススメ馬】
★ドリームカトラス
→休み明け【2・0・0・4】に対し、叩き2戦目【3・0・1・1】。叩き良化型ということで前走は度外視できるし、新潟芝1600mでの勝利実績がある点も高く評価できる。
【血統で見るオススメ馬】
★ショウリュウムーン
→キングカメハメハ産駒は中京芝1600mで【1・1・2・7】複勝率36.4%。10,7,5番人気といずれも人気薄での好走だけに価値は高く、同コースで3勝を挙げている母父ダンスインザダークの存在もプラスだ。
新潟外回りの穴馬発掘法は?「夏競馬を攻略する15のおきて」好評発売中!