2012年06月20日

【宝塚記念】複勝率90.0%の上がり3ハロン最速馬を見つけるレース

阪神芝2200mで行われる上半期の総決算・宝塚記念。有馬記念と同じ非根幹距離のG1ということでリピーターの活躍が目覚ましく、昨年の勝ち馬・アーネストリーも一昨年3着からのジャンプアップだった。

それでは、過去の宝塚記念の傾向をおさらいしていこう。

■宝塚記念傾向その1「前走3着内馬」

過去10年、前走3着内馬の成績は【10・7・7・44】複勝率35.2%。ナカヤマフェスタやスイープトウショウもこれに該当しており、近走の勢いそのままにG1制覇というのがトレンドになっている。

2012年宝塚記念出走予定馬で、前走3着内馬は以下の通り。

・ビートブラック
・ウインバリアシオン
・トゥザグローリー
・ショウナンマイティ
・ネコパンチ
・ヒットザターゲット
・フェデラリスト
・ホエールキャプチャ
・マウントシャスタ
・ルーラーシップ

ここでは昨年の年度代表馬オルフェーヴルと昨年の宝塚記念覇者アーネストリーが弾かれてしまった。データ上は前走からの一変を期待するのは酷かもしれない。

■宝塚記念傾向その2「上がり3ハロン最速」

過去10年、上がり3ハロン最速馬の成績は【4・5・0・1】複勝率90.0%。内回りコースではあるが終いの切れ味がそのまま結果に反映されやすくなっている。

ここで注目すべきは、上がり3ハロンの数字。

東京・京都で繰り出される33秒台ではなく、宝塚記念で求められるのは上がり3ハロン34秒〜35秒台前半の「ナタの切れ味」。この手の上がりを得意とするショウナンマイティ、ルーラーシップにとって追い風となるデータだ。

■宝塚記念傾向その3「高齢馬」

過去10年の宝塚記念において、6歳以上の馬が馬券圏内に入った年は7度を数える。タップダンスシチーやナリタセンチュリーといった古豪が連対を果たしているように、このレースに限っては高齢馬の激走に注意したいところだ。

今年は昨年の覇者・アーネストリーをはじめ4頭が該当。リピーター属性が強い点を踏まえると、アーネストリーは前走3着内馬で挙げたマイナスデータを跳ね返す力があってもおかしくない。

■宝塚記念のデータ分析まとめ

過去の勝ち馬にはディープインパクトという華々しい名前こそあれ、一世一代の激走という表現が似合う馬もチラホラ。それだけ特殊なコース形態ということなのだろう。

そして、一世一代に賭けるならG1未勝利かつ2〜3着の多い馬をあえて上位に取りたいところ。

ウインバリアシオン、トゥザグローリー・・・いかにもこのあたりの馬は絶好の勝機と言えそうだ。

↓↓↓

【データで見るオススメ馬】

★アーネストリー
→過去10年の宝塚記念において、6歳以上の馬が馬券圏内に入った年は7度を数える。近3走は不向きなスローの上がり勝負だったが、淀みない流れに対する適性はメンバー中随一。巻き返しがあっても。

【馬場で見るオススメ馬】

★ショウナンマイティ
→過去10年、上がり3ハロン最速馬の成績は【4・5・0・1】複勝率90.0%。ポプラS、大阪杯と近走の勝利はすべて芝内回りコースということで、一瞬の脚を活かすことができればここでも差はない。

【気候で見るオススメ馬】

★ウインバリアシオン
→気候/寒〜涼【0・1・0・5】に対し、気候/暖〜酷暑【3・3・1・0】。暖かい時期はまず崩れない馬で、この季節適性はさすがに無視できない。

【ローテーションで見るオススメ馬】

★ルーラーシップ
→同馬が馬券圏外に敗れたレースはすべて前走から中4週以内or中10週以上。中5〜9週では【4・0・1・0】と馬券圏外がなく、適度な間隔でこそ能力を発揮できるのだろう。宝塚記念と同じ芝2200m重賞を制している点もプラスだ。

【血統で見るオススメ馬】

★オルフェーヴル
→ステイゴールド産駒は6〜7月の阪神芝2200mで【2・2・1・5】複勝率50.0%。過去の宝塚記念でもドリームジャーニー、ナカヤマフェスタが勝利を収めており、血統適性は文句なし。楽勝のシーンがあってもおかしくない。