2012年02月28日

【弥生賞】前走重賞勝ち馬2頭に死角なし、過度な穴狙いは禁物なレース

★ポイント1「前走ラジオNIKKEI杯2歳S組」
→過去10年、前走ラジオNIKKEI杯2歳S組の成績は【3・0・0・4】複勝率42.8%。勝つか負けるか両極端な成績となっているのが厄介だが、好走ローテとして見逃せない。
(ヴィクトワールピサ、ロジユニヴァースetc)

★ポイント2「関西馬」
→過去10年、関西馬の成績は【6・7・3・34】複勝率32.0%。過去10年で連対を外した年はなく、関西馬優勢は明らかだ。
(サダムパテック、アドマイヤオーラetc)

★ポイント3「人気上位馬」
→過去10年の弥生賞において、8番人気以下の激走は一度もない。強い馬が順当に勝つというのは過去の勝ち馬が証明しており、無理な穴狙いは禁物だ。
(ディープインパクト、アドマイヤムーンetc)

中山芝2000mで行われる皐月賞トライアル・弥生賞。過去の勝ち馬には三冠馬に海外G1勝ち馬と豪華絢爛といった感じで、出世レース中の出世レースと言えるだろう。また、それに伴い比較的平穏な決着が多いレースでもある。

今年の弥生賞で人気を集めそうなのは2005年弥生賞の勝ち馬・ディープインパクトの産駒たち。なかでもラジオNIKKEI杯2歳Sを制したアダムスピーク、京成杯を制したベストディールの評価は高く、一騎打ちムードが高まっている。コース・距離適性ともに申し分なく、2頭ともに馬券圏外に敗れるというシーンは想像しづらい。

この2頭に迫るのがラジオNIKKEI杯2歳S4着からの巻き返しを狙うトリップ。こちらは新馬戦で上がり3ハロン33秒7を記録した切れ味を身上としており、好位抜け出しが勝ちパターンの前述2頭とは異なる。差し・追込馬有利の展開になれば2頭をまとめて差し切る可能性も十分だ。

前走500万下勝ちから臨む組はどうか。脚質・場所・馬場などバラバラなので狙いが立てにくいところだが、共通して言えるのはローテーション面での不安。過去10年、前走500万下勝ちから臨んだ馬は【0・1・0・19】と不振傾向にあり、重賞の壁に跳ね返されてしまっている。

ちなみに過去10年の弥生賞において、8番人気以下の激走は一度もない。1番人気の強さが際立つレースである点から、1番人気から相手候補で人気の盲点にある馬を狙うという手法も有効と言えそうだ。


【データで見るオススメ馬】

★アダムスピーク
→過去10年、前走ラジオNIKKEI杯2歳S組の成績は【3・0・0・4】複勝率42.8%。前走2着に負かしたゴールドシップが共同通信杯を制している点からここでは能力上位は間違いないところで、関西馬が強いレース傾向も味方する。

【馬場で見るオススメ馬】

★ベストディール
→中山芝2000mに替った前走で見事な勝ちっぷり。淀みのない流れをマクって突き抜けたレースぶりは高い小回り適性を示すもので、極端なスローにならなければ連勝の可能性も十分だ。

【ローテーションで見るオススメ馬】

★クラレント
→過去10年、前走朝日杯フューチュリティS組の成績は【3・2・3・5】複勝率61.5%。東スポ杯以降リズムを崩している印象だが、京都で見せた切れ味は本物。決め手勝負なら引けを取らない。

【血統で見るオススメ馬】

★ブリスアウト
→アグネスタキオン産駒は中山芝2000mで【13・23・17・81】複勝率39.4%。弥生賞でもアドマイヤオーラ、デボネアが好走を見せており、この条件への適性は高い。逃げて上がり3ハロン33.6秒という前走内容は優秀で、実績馬を一蹴というシーンがあっても。