2011年12月23日

上がり3ハロンで見る有馬記念〜オルフェーヴルほか2頭

中山芝2500mで行われるグランプリ・有馬記念。三冠馬vs昨年の年度代表馬という最初で最後の戦いに注目が集まるが、近年ヒモ荒れが目立つ傾向は見逃せない。それでも今年の古馬王道路線を制した馬が集結したことでレースレベルは間違いなく上がっており、人気の盲点になっている実績馬に妙味がありそうだ。

過去10年、有馬記念における上がり3ハロン最速馬の成績は【5・3・0・3】複勝率72.7%。2005年以降のレースすべてでこれに該当する馬が馬券圏内に入っている点から、切れに切れる馬であれば十分に持ち味を発揮できる舞台と言えるだろう。

そこで今回は、上がり3ハロン最速を使った回数と上がり3ハロン最速率、近5走を比較材料とした最速上がりと上がり3ハロン3位以内を使った回数を挙げてみたい。なお、「着順」については、最速上がり3ハロンを計時した際の着順とする。


(左から馬名、最速上がり3ハロン、上がり3ハロン最速計時回数、上がり3ハロン最速率)

・オルフェーヴル 32.8秒 7回 70.0%
・ブエナビスタ 32.9秒 13回 59.0%
・ペルーサ 33.5秒 7回 53.8%
・ジャガーメイル 33.0秒 10回 40.0%

(左から馬名、最速上がり3ハロン、着順、近5走上がり3ハロン3位以内計時回数)

・オルフェーヴル 32.8秒 1着 5回
・ブエナビスタ 33.8秒 2着 5回


上記の表いずれにも載っている馬はオルフェーヴル、ブエナビスタの2頭。奇しくも2強と目される馬がここでも上位にランクインした。ともに中山芝で上がり3ハロン最速を記録しての連対歴があり、コース適性も兼ね備えている。

2頭以外となると急激にトーンが落ちてしまうが、昨年の有馬記念4着のペルーサは終い勝負で展開がハマれば上記2頭以上の切れ味を発揮する可能性を秘めている。それは2年連続でブエナビスタの上がり3ハロンを上回った天皇賞・秋で証明済みだ。


当欄では、オルフェーヴル、ブエナビスタ、ペルーサの3頭を推奨馬とする。

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