2011年09月14日
エーシンホワイティ、【0・0・0・7】の直線急坂→平坦替りで巻き返し注
【4回中山1〜2日目馬場傾向】
中山芝は1・2日目ともに良/水少。芝2000mの紫苑Sで1分58秒2というレコードが出たことからもオール野芝の開幕週らしい超高速馬場。オークス好走組が揃って惨敗を喫し、マイラータイプの馬が上位を占めた点からも分かるように当該距離−200〜400mが今の馬場で求められる距離適性ということになるだろう。また、意外なほど差し・追込が利いていた点にも注意したい。
中山ダートは1・2日目ともに良/水少。こちらもかなり時計が速く、土曜3歳未勝利・ダート1200mで1分11秒台の時計が出ていた。本来なら馬場の質が異なるので危険な前走新潟ダート好走組が引き続き馬券圏内に入っていた点からも、中山にしては軽いダートと言えるだろう。
●4回中山1日目 11R 6着アカンサス
開幕週の中山2000mで大外枠という最悪の枠を引いてしまい、6着に敗れた。とはいえ惨敗を喫したオークス上位組と比較してそのレースぶりに悲観すべき内容はなく、今回は枠と距離が響いた印象。本質1600〜1800mベストの馬だけに、道中タメが利く東京替りで巻き返す可能性は高いだろう。
●4回中山2日目 8R 1着シセイオウジ
実績のない内枠という点が不安材料だったが、終始余裕の手応えで完勝。+10kgの馬体増が示す通りワンランク成長した印象があり、先行して速い上がりを使える競馬ぶりから上のクラスに行っても格負けすることはないだろう。1200m〜1600mまで楽しめそうな1頭だ。
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【5回阪神1〜2日目馬場傾向】
阪神芝は1・2日目ともに良/水少。阪神芝外回りは馬場が荒れるに従って前残りが目立ってくるという特殊な傾向を持つが、その傾向通り絶好の馬場コンディションで迎えた今週は差し・追込馬の好走が多かった。時計・上がりともに標準的なレベルということで、開幕週=逃げ・先行馬狙いという固定概念は捨てたほうが良さそうだ。
阪神ダートは1・2日目ともに良/水少。前に行かないことには勝負にならない極端な前残り馬場で、小倉でマクって好走していた馬がこぞって凡走していた。
●5回阪神1日目 1R 1着ドリームトレイン
京都開催以来のレースとなったが、果敢にハナを切ってそのまま逃げ切り。開幕週の逃げ切りだけにさほど高評価を得るまでにはならなそうだが、過去のローズS・神戸新聞杯の結果が示すように9月の阪神開催外回りは差し・追込馬の天下。このレースも2〜8着までを差し・追込馬が占めており、それだけにこの逃げ切りには価値がある。次走前残り必至の10月京都外回りを使われるようなら好走の可能性は高いだろう。
●5回阪神2日目 11R 10着エーシンホワイティ
外枠から先行策に出たが、直線失速し10着に敗れた。同馬は直線平坦コース【4・3・1・3】に対し、直線急坂コース【0・0・0・7】と坂の有無で成績がはっきりと分かれる。狙いは当然平坦コースということになり、次走スワンSあたりを使われるようなら一発がありそうだ。
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【2回札幌1〜2日目馬場傾向】
札幌芝は1・2日目ともに良/水少。今週からA→Bコース替りだったがとりわけ時計が速くなった印象はなく、むしろ前開催より時計がかかるぐらいだった。土曜6R3着メイショウドンナーや12R1着メジロジェニファーのように時計が掛かったことで巻き返した馬が目立っており、前回開催とはまったく別物の馬場と捉えたほうが良さそうだ。
札幌ダートは1・2日目ともに良/水少。パサパサに乾いたダートという印象はなかったが、ダート1000mで1分台、ダート1700mで1分50秒台が出ていたように時計を要するタフな馬場。この馬場を活かしたマクリ差しがよく決まっていた。
●2回札幌1日目 11R 11着ルロワ
ハンデ戦で斤量が前走比較−2kgということで4番人気に推されていたが、11着と惨敗。同馬はダートで挙げた2勝がいずれも稍重ということで、渋った馬場ならまだ見限れない。
●2回札幌2日目 11R 1着レッドエレンシア
初の洋芝、古馬相手と条件は楽ではなかったが、終わってみれば完勝。洋芝適性が高かったことは間違いないが、それだけで片付けるにはもったいない勝ちっぷりだった。同馬がこれが初の上がり3F3位以内ということで本質切れるタイプではないが、それでも大崩れがない点は評価できる。今なら東京の高速馬場もこなせそうで、勝っても人気にならないようなら再度の激走に注意したい。
(競馬天気:月曜コラム「馬場×次走注目馬」より)