2011年09月13日

●格言18「9月の中山・阪神開催で見るべき3つのポイント」

先週の紫苑Sはカルマートが1分58秒2のレコードで快勝。毎年この時期の中山は時計がメチャクチャ速いんですけど、まさかレコードが出るとは思いませんでした。同馬の父・シンボリクリスエスは引退レースとなった有馬記念をレコードで制しており、中山の高速決着に強いというのは遺伝的なものがあるんでしょうね〜。

さて、今週の格言に参りましょう。

前述の通り、、9月の中山・阪神開催はメチャクチャ時計が速いです。その理由が絶好の馬場コンディションに加えて「オール野芝」で行われる馬場にあるんですが、9月の中山・阪神開催は他の月とはまったく比べ物になりません。

その例として、土曜中山6Rに出走したターフェルを挙げてみましょう。同馬は中山芝1600mでの成績が【0・1・2・2】というものでしたが、それを季節別で分けるとこうなります。

9月〜10月(オール野芝)→【0・0・0・2】
2月〜7月(非オール野芝)→【0・1・2・0】

このレースで同馬は3番人気の支持を集めていましたが、結果は11着と惨敗。その敗因に馬場があったことは言うまでもないでしょう。

血統的な話をすると、こんな高速馬場だったらサンデー系とキングカメハメハ産駒でいいんじゃないかという結論になりがちなんですけど、そうとも言い切れなくって。特に中山でその傾向が顕著に出ていて、2008年〜2010年の9月中山開催における種牡馬ランキングはこのようになっています。

・1位 キングヘイロー【7・2・1・24】
・2位 アグネスタキオン【5・8・8・25】
・3位 ステイゴールド【5・7・4・41】
・4位 キングカメハメハ【5・5・4・27】
・5位 ジャングルポケット【5・4・6・31】

・25位 ブライアンズタイム【2・3・1・8】複勝率42.9%

同じ高速馬場の新潟とはまったく違う傾向が出ているんですよね。だって、この集計期間内におけるブライアンズタイム産駒は新潟芝で【5・4・2・63】複勝率14.9%という散々な結果なので。。

理由はいろいろありそうですが、一番有力なのは「中山には坂がある」ということでしょうね。スピードにパワーという要素がプラスされることで、時計は速いけど軽いだけじゃダメという。

まとめると、以下に該当する馬が9月の中山・阪神開催で狙い目と言えそうです。

・9月〜10月の中山・阪神開催で好走歴のある馬
・非サンデー系・非キングカメハメハの産駒で、持ち時計のある馬
・坂のあるコースでの持ち時計がある馬

以上のポイントを押さえて、残りの開催に有効活用しちゃいましょう!


★今週の格言「9月の中山・阪神開催では持ち時計・血統に注目しよう!」

(競馬天気:火曜コラム「競馬格言集」より)