2011年09月13日
【ローズS】3強ムード濃厚も、血統面での死角が生まれるホエールキャプチャ
※阪神外回り・芝1800mに施行条件変更以後の2007年以降参照
★ポイント1「前走オークス組」
→過去4年、前走オークス組の成績は【3・2・1・13】複勝率31.6%。馬券圏内に入った6頭中4頭がオークス馬券圏外からの巻き返しということで、距離が敗因だったマイラータイプの巻き返しに注意したい。
(アニメイトバイオ、マイネレーツェルetc)
★ポイント2「上がり3F」
→過去4年、上がり3F最速馬の成績は【0・4・0・0】連対率100%。上がり3F2位の馬が3勝を挙げているように瞬発力が問われるレースということで、コース形態を活かして立ち回りたいタイプは過信禁物だ。
(ワイルドラズベリー、ムードインディゴetc)
★ポイント3「父サンデーサイレンス系」
→過去4年、勝ち馬はすべて父サンデーサイレンス系を持つ馬。野芝開催+外回りで上がりの速いローズSはサンデー系と相性が良く、軽視することはできない。
(ブロードストリート、ダイワスカーレットetc)
阪神外回り・芝1800mで行われる3歳牝馬重賞・ローズS。秋華賞の前哨戦として重要な役割を持つレースであり、施行条件変更以後の2007年以降もこの組から秋華賞馬が誕生している。今年も桜花賞・オークス上位馬が出走を予定しており、この結果がそのまま秋華賞につながる可能性は高い。
ならば当然オークス馬・エリンコートは中心視できる存在と言いたいところだが・・・阪神外回り・芝1800mに施行条件変更以後、オークス馬は【0・0・0・2】とどうにも相性が悪い。アパパネですら馬券圏内を確保することができず、昨年と同様に雨中のオークスだった今年は9月阪神開催特有の超高速馬場の克服が大きな鍵となるだろう。
それを踏まえると、桜花賞勝ち→オークス4着のマルセリーナを上位に取ることができそうだ。オークスの敗因を距離で片付けるのは少々強引だが、1600m以下では【3・0・1・0】と馬券圏外がなく、3着に敗れたシンザン記念も同馬に先着したのはレッドデイヴィス、オルフェーヴルという世代トップクラスの牡馬。5戦すべてで上がり3F2位以内をマークしている切れ味も魅力だ。
もうひとつの秋華賞トライアル・紫苑Sの1〜3着馬は夏の間使われていた馬。ここにも最後の一冠への出走権を狙う馬が大挙出走してくるが、過去4年のローズSで前走500万〜1000万下から臨んだ馬が【0・0・2・24】と不振傾向にある点は気がかりだ。
ちなみに過去4年のローズSにおいて、勝ち馬はすべて父サンデーサイレンス系を持つ馬。血統で絞ると桜花賞2着・オークス3着のホエールキャプチャが勝ち馬候補から外れることになるが、果たして・・・
【データで見るオススメ馬】
★マルセリーナ
→過去4年、前走オークス組の成績は【3・2・1・13】複勝率31.6%。馬券圏内に入った6頭中4頭がオークス馬券圏外からの巻き返しということで、1600m以下では【3・0・1・0】と馬券圏外がない同馬が巻き返す可能性は高そうだ。
【馬場で見るオススメ馬】
★ハッピーグラス
→左回り【0・0・0・3】に対し、右回り【2・2・0・1】という同馬。右回りでは大崩れがなく、戦ってきた相手もエリンコート、ダコールと決して弱くない。芝1600mでの持ち時計はマルセリーナと並んで1位タイを誇り、高速馬場への適性も十分だ。
【気候で見るオススメ馬】
★マイネイサベル
→気候/寒〜暖【0・1・0・5】に対し、気候/暑〜酷暑【2・0・0・0】という同馬。昨夏は新馬→新潟2歳Sと連勝を飾っており、間違いなくこの時期は合っているだろう。
【ローテーションで見るオススメ馬】
★エリンコート
→笹田厩舎は2011年夏競馬(6月〜9月)で中10週〜半年以内の休み明けで臨んだ際の成績が【3・1・4・5】複勝率61.5%。この中には6番人気1着、14番人気3着も含まれており、この時期における馬の仕上げ方を熟知している印象がある。オークス馬と相性が悪いこのレースだが、厩舎というバックボーンで見れば軽視できない存在だ。
【血統で見るオススメ馬】
★ビッグスマイル
→タニノギムレット産駒は9月の阪神芝1800mで【0・3・4・8】複勝率46.7%。この中には11番人気2着も含まれており、オール野芝の9月阪神との相性が極めて良い。この馬自身3戦連続で上がり3F33秒以内の脚を使っているように切れ味勝負は臨むところで、春の実績馬に割って入るだけのポテンシャルを秘めている。