2011年06月28日

【ラジオNIKKEI賞】日本ダービー組の不振目立つレース、格より勢いが重要

★ポイント1「前走2000m組」
→過去10年、前走2000m組の成績は【3・5・1・12】複勝率42.9%。2005年以降、該当馬がいなかった2008年を除いて毎年連対馬を輩出しているローテーションということで、この組を軽視することはできない。
(ロックドゥカンブ、コンラッドetc)

★ポイント2「前走1着馬」
→過去10年、前走1着馬の成績は【5・5・2・34】複勝率26.1%。これを前走1800〜2000mの距離を制して臨んだ馬に限定すると【3・5・2・13】複勝率45.8%まで跳ね上がる。条件戦からの勝ち上がりであっても、近走の勢いは無視できない。
(ソングオブウインド、ケイアイガードetc)

★ポイント3「年明けデビュー」
→近4年のラジオNIKKEI賞で、年明けデビューの馬が馬券圏内に入らなかった年はわずかに一度。春のクラシック戦線を戦ってきた馬の消耗度が気になる時期でもあり、まだ余力のある年明けデビュー組が幅を利かせている。
(ロックドゥカンブ、クォークスターetc)


今年は中山芝1800mで行われる3歳重賞・ラジオNIKKEI賞。昨年1番人気5着に敗れたトゥザグローリーをはじめとした日本ダービー組の相性がとにかく悪く、過去10年の成績は【1・0・0・10】。実績馬よりも上がり馬の好走が目立つレースとなっている。

直線平坦の福島から直線急坂のある中山開催というのがポイントになる今年のラジオNIKKEI賞。それを踏まえると中山での勝利実績を持つショウナパルフェは有力候補と言えるだろう。青葉賞ではダービー2着馬・ウインバリアシオンと接戦を演じており、実績は抜けている。ただ、前述のように相性の悪い日本ダービー組である点は気がかりだ。

そこで注目したいのが、前走条件戦を勝ち上がってきた上がり馬。なかでも前走1800〜2000mの距離を制して臨んだ馬は【3・5・2・13】複勝率45.8%と好相性で、アバウト、フレールジャック、マイネルラクリマの3頭は軽視禁物か。

コース適性という点ではカフナの名前も挙がってくる。3連対すべてがコーナー4つの右回りということで、左回り、コーナー2つの近2走より条件は好転するだろう。2年連続で連対馬を輩出している前走プリンシパルS組である点も後押しする。

ちなみにハンデ戦変更以後のラジオNIKKEI賞において、斤量53kg以下の馬が馬券圏内に入れなかった年はわずかに一度。今年の出走予定馬でこれに該当するアバウト、ダーズンローズ、ディアフォルティス、ミヤビファルネーゼ、ロイヤルクレスト、ヴィジャイには注意が必要だ。


【データで見るオススメ馬】

★フレールジャック
→過去10年、前走1800〜2000mの距離を制して臨んだ馬の成績は【3・5・2・13】複勝率45.8%。馬場・展開不問で強さを見せた近2走は相当のインパクトを残した。近年年明けデビュー組の好走が目立つレースでもあり、無傷のタイトル奪取があってもおかしくない。

【馬場で見るオススメ馬】

★カフナ
→同馬が挙げた3連対はすべてコーナー4つの右回りコース。左回り、コーナー2つの近2走より条件が好転することは間違いないだろう。前が残りやすい中山芝1800mのコース形態も先行脚質のこの馬にはプラスだ。

【気候で見るオススメ馬】

★マイネルラクリマ
→気候/寒〜涼【0・0・0・2】に対し、気候/暖〜酷暑【2・1・1・1】と暖かい時期に良績が集中している同馬。馬券圏外に敗れた3戦すべてが直線坂のあるコースということでコース替りはマイナスだが、気候の後押しで上位進出を狙いたい。

【ローテーションで見るオススメ馬】

★ヴィジャイ
→中2週以内【0・0・0・3】に対し、中4週〜9週以内【2・2・0・0】という同馬。間隔を詰めると凡走してしまう傾向にあるが、今回は中4週の好走ローテで臨む。折り合いに不安を抱える馬だけに、内枠を引くことができれば面白そうだ。

【血統で見るオススメ馬】

★ミヤビファルネーゼ
→ロージズインメイ産駒は中山芝1800mで【1・3・4・12】複勝率40.0%。馬券圏内に入った8頭すべてが4角4番手以内ということで、先行馬と抜群の相性を示している。同馬は近走追い込む競馬が続いているが、中山芝1800mを3番手から押し切った経験を持つだけに先行すれば一変の余地を残す。