2010年11月14日
【武蔵野S】(東京)〜休養明けのグロリアスノアが制す
東京11Rの武蔵野ステークス(3歳以上GIII・ダート1600m)は、6番人気グロリアスノア(戸崎圭太騎手)が勝利した。勝ちタイムは1分36秒6。半馬身差の2着に4番人気ダノンカモンが、半馬身差の3着に9番人気ブラボーデイジーがそれぞれ入線。
グロリアスノアは栗東・矢作芳人厩舎の4歳牡馬で、父プリサイスエンド、母ラヴロバリー(母の父ジェイドロバリー)。通算成績は13戦5勝となった。
レース後のコメント
1着 グロリアスノア 戸崎圭太騎手
「返し馬で、調子のよさを感じましたし、いい馬だと思いました。スタートも速く、いい感じで道中は気分よく走っていました。馬に力がありますので、内が開けば伸びる感じで、強い勝ち方でした」
矢作芳人調教師のコメント
「放牧先からいい状態で戻ってきました。休み明けは走りますし、仕上がっていましたので今日はいいと思っていました。能力的には十分やれる馬ですし、ジョッキーも完璧に乗ってくれました。次走は使うならJCダートになりますが、使うかどうかはオーナーと相談して決めます」
2着 ダノンカモン 三浦皇成騎手
「うまいことスローで折り合って、外枠も苦にしませんでした。返し馬も充実していて、抜け出してから遊ぶところも併せ馬になってうまくいきました。できれば勝ちたかったが、次につながる内容だったと思います」
3着 ブラボーデイジー 北村友一騎手
「このところ、芝のレースでもいいところがなかったのでダートを使ってみましたが、しっかり走ってくれてよかった。ダートの走りも悪くないし、4コーナーの手応えもよかったです。最後、差し返されたのは残念ですが、よく頑張っています」
4着 ユノゾフィー 横山典弘騎手
「今日はテンションも落ち着いていて、馬が成長していましたね。思ったよりペースが落ち着いて、外を回らされる形になったが、よく頑張っています。スタートも前回、今回とよくなっているし、まだ4歳馬なのでこれからが楽しみです」
6着 バーディバーディ 松岡正海騎手
「だいぶいい頃に戻ってきている。次が楽しみです」
7着 シルクフォーチュン 小牧太騎手
「気のいいタイプで、なだめてなだめてレースをする馬なので外枠は厳しい。最後は脚を使って、よく頑張っています」
15着 ケイアイガーベラ 秋山真一郎騎手
「距離でしょうか……。4コーナーで手応えが怪しくなってしまった」
(ラジオNIKKEI)