2010年11月13日
【エリザベス女王杯】馬場予測&土曜馬場傾向
●エリザベス女王杯 馬場予測
あすの京都地方は気圧の谷に入り曇り。雨の可能性は6-12時0%、12-18時20%と低い。乾いた良馬場で行われそう。
予想される馬場状態
◇良 乾…70%
◇良 湿…20%
◇稍 軽…10%
◇稍 重…0%
◇重 軽…0%
◇重 重…0%
◇不良 …0%
◆会員の方向けには、良乾に加え良湿馬場の適性評価も合わせて表示しています。
※当サイトの「馬場予測」は、JRA発表馬場を参考に細かく仕分けして7分類(レベル)で予測します。開催当日は、「馬場LIVE」として同じく7分類で実況を随時お伝えしています。
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●Cコース替りで開催前半の高速馬場が復活【3回福島7日馬場傾向】
芝は今週からCコース替り。といっても極端なイン有利馬場や先行有利馬場にはなっておらず、フラットな馬場といった印象だ。しかし、時計となると話は別。4Rの新馬戦で1分8秒6のレコードが記録され、12Rで2着入線のセレスマジェスティの上がり3Fは33秒8。福島芝で上がり3F33秒台が出るのは開催前半ぐらいまでなので、Cコース替りで馬場が高速化している。福島実績だけでなく、速い時計への対応が求められる中央場所である程度の勝負ができていないと馬券圏内突入は難しいかもしれない。
芝の高速化に伴い、ダートも高速馬場へと変貌していた。5Rのメイショウダグザの勝ち時計1分44秒5は1000万クラスで十分通用する時計。脚質では逃げ馬有利が顕著で、ダートが行われた6レースすべてで逃げ馬が連対していた。
●重い東京ダートで父ミスプロ系のケイアイガーベラは危険?【5回東京3日馬場傾向】
芝は先週に引き続き高速馬場。9Rの芝1800mでは1分45秒7、10Rの芝1400mでは1分21秒0の時計が出ていた。血統的に言えば高速馬場ではサンデー系・キングカメハメハ産駒を狙いたくなるが、この2レースはハイペースによる影響が強かった。「ペースの影響による高速馬場」では当該距離以上のスタミナが問われ、そういった流れでは3・10・11Rのようにスタミナに優れたノーザンダンサー系が穴を出すことが多いことに注意したい。
ダートは相当に重い馬場と思われる。というのもダートで行われた5レースすべてでロベルト系(シンボリクリスエス、ブライアンズタイムなど)デピュティミニスター系(フレンチデピュティ、クロフネなど)いずれかの血を引く馬が馬券圏内に入っていたのだ。軽快なスピードを武器とするミスタープロスペクター系には厳しい馬場で、武蔵野Sのケイアイガーベラ(父ミスタープロスペクター系)は危険な人気馬かもしれない。
●極限の切れ味不要の京都芝で、アパパネにプラス材料か【6回京都3日馬場傾向】
芝で注目したいのが上がり3F。アグネスタキオン産駒が馬券圏内を独占したアンドロメダSは、3頭の中で唯一上がり3F33秒台を使ったことがなかったアドマイヤメジャーが勝利を収め、10・12Rでは上がり最速をマークした2頭が連対することができなかった。上がり33秒台の一瞬の切れ味よりも、持続力のある末脚をもった馬に分がある馬場と言えるだろう。瞬発力勝負では分が悪いアパパネにはうってつけの馬場状態だ。
ダートは東京とは対照的に軽い馬場と思われる。外からすんなり先行集団につけた馬がそのままスピードに任せて粘り込むというシーンが目立っていた。テンに行けないタイプの馬を軸に据えるにはリスクが高い馬場状態だ。
(競馬天気)