2010年10月23日

【特選レース予想】京都11R 菊花賞

単勝1倍台の支持を集めているローズキングダムをどう取るか。今年の3歳牡馬クラシック戦線を振り返ると、ローズキングダムとヴィクトワールピサの2強→「絶対王者」ヴィクトワールピサにペルーサ、ダノンシャンティを加えた3強→菊花賞1週間前までエイシンフラッシュとの2強対決→エイシンフラッシュの回避でローズキングダムの1強状態・・・なんだか腑に落ちない部分がある。要するに「繰り上がりでの人気」というのが今のローズキングダムのオッズの多くを占めているのだ。

それを踏まえれば、断然人気のローズキングダムを差し置いて春のクラシックとは縁がなかった馬の戴冠、という可能性も十分考えられる。狙いはローズにはない経験値(2500mを超える距離経験・古馬との対戦実績・ハイペースでの競馬)を得た馬たち。そして、菊花賞において大きなアドバンテージとなる「ローズキングダムより内にいる馬」すなわち、距離ロスを最大限に防ぐことができる内枠を引いた馬が狙いだ。

本命はトレイルブレイザー。上記の経験値を満たしている上に、和田騎手は京都3000m超のGIで【2・3・1・6】複勝率50%。この馬に下剋上の可能性を託す。相手本線には札幌記念からのローテーションが不気味なヒルノダムール、自身より内に差し・追込馬が揃ったことですんなりインを取れそうなビッグウィークを。京都巧者のレーヴドリアン、菊花賞に強い母父トニービンの血を持つコスモラピュタも侮れない。


◎トレイルブレイザー
○ヒルノダムール
▲ビッグウィーク
△レーヴドリアン
×コスモラピュタ
注リリエンタール

★買い目
(3連単フォーメーション)
8,1,6→8,1,6,2,11,14→8,6,1,2,11,14

(馬単マルチ)
8→1,6,2,11,14

(田原基成)