2010年10月23日

【菊花賞】馬場予測&土曜馬場傾向

【馬場予測】菊花賞 臨時馬場予測
大陸から前線が接近、天気の崩れが早まっている。予報が発表されるたびに降りだし時間が早くなり、現時点では昼過ぎ14時前後に雨が降り出す予報となっている。雨は強くないが、菊花賞は雨中のレースの可能性が高まった。馬場は、良馬場だが、湿った馬場で表面は滑りやすくなることも。
予報は日々変わっており、雨なしでレースを終える可能性も十分有り微妙な状況。

予想される馬場状態
◇良 乾…40%
◇良 湿…30%
◇稍 軽…20%
◇稍 重…10%
◇重 軽…0%
◇重 重…0%
◇不良 …0%
 
※当サイトの「馬場予測」は、JRA発表馬場を細かく仕分けして7分類(レベル)で予測します。開催当日は、「馬場LIVE」として同じく7分類で実況を随時お伝えしています。
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【土曜馬場傾向】1枠1勝、2枠5勝の京都芝。菊花賞でも内枠を警戒


●芝は先行力&枠、ダートはローテーションを重視【3回福島1日馬場傾向】

福島は開幕週。毎年この開催の芝は前残り&内枠有利&高速馬場の傾向が顕著だが、5鞍行われた芝1200mで3鞍が1分7秒台という高速決着。いずれもレースも道中3番手以内を進んだ馬が馬券圏内に絡んでおり、やはり例年通りの傾向が出ていた。

ダートは前走中央場所を使われていた馬の激走が目立った。夏のローカル→秋の中央場所→秋の福島というローテーションは穴を出しやすいローテーションのひとつであり、今開催の福島ではこの手の馬には注意が必要だ。時計は特別速かったというわけではないが、かなり力のいる馬場だった今年の北海道ダートと比較するとやや軽めか。


●芝は極端なイン有利、ダートは差し・追込馬有利【4回東京5日馬場傾向】

芝は先々週の再現かと見間違えるほど極端なイン有利の馬場。7R、10Rではインを通った馬が上位を独占し、富士Sも終始インを通ったライブコンサートが14番人気2着の激走。この馬場で大外から突き抜けたダノンヨーヨーは数字以上に強い内容で、群雄割拠のマイル路線の主役に躍り出たといっても過言ではないだろう。

ダートは差し・追込馬の台頭が目に付いた。特にダート1600mのレースで逃げ馬or番手にいた馬が失速→後方待機組が逆転というケースが先週からずっと続いている。直線が短くコーナー4つの中山で好走していた逃げ・先行馬が、直線が長くコーナー2つの東京で同様に先行して失速という凡走パターンには注意したい。


●1枠1勝、2枠5勝の京都芝。菊花賞でも内枠を警戒【5回京都5日馬場傾向】

昨年の菊花賞は内枠決着となったが、今年の馬場状態を見ていると昨年の再現も・・・と思ってしまう。土曜京都で行われた芝レースは6つだが、その内訳は1枠1勝、2枠5勝。10Rでは単勝171.9倍の2枠3番ロードキャニオンが勝利を収めるなど、相当な内枠有利の馬場状態となっている。当然菊花賞でもこの傾向を重視したい。

ダートは特に目立った傾向は見られなかった。メインの室町Sの勝ち時計は昨年と0.1秒しか変わらない1分10秒4であり、展開次第で速くも遅くもなる馬場状態だ。

(競馬天気)