2010年10月02日

【スプリンターズS】全出走馬データ完全分析

※想定馬場:良/乾 気候:暖

1枠1番
サンダルフォン 酒井
短評:サクラバクシンオー産駒は中山1200m重賞で【0・0・2・29】。中山芝は【0・0・0・5】。好走歴が平坦コースに集中しており、ここでは厳しい印象。

馬場【3・1・2・11】
気候【2・0・0・9】
季節【1・0・0・10】
予想:気候→注

1枠2番
ダッシャーゴーゴー 川田
短評:サクラバクシンオー産駒は中山1200m重賞で【0・0・2・29】。CBC賞、セントウルSと外枠からスムーズにレースをするのが好走条件だけに内枠はマイナスか。

馬場【1・1・0・3】
気候【1・1・0・1】
季節【2 ・1・0・1】
予想:

2枠3番
サンカルロ 吉田豊
短評:1200mは高松宮記念4着あり。前走は前残りの展開が響いて5着。スプリンターズSで後方から馬券に絡んだのはデュランダルぐらいで、前が詰まる恐れのあるこの枠も懸念材料。

馬場【2・1・3・8】
気候【2・0・0・1】
季節【1・0・1・3】
予想:気候△3

2枠4番
アイルラヴァゲイン 津村
短評:中山芝は【3・0・3・8】、スプリンターズSは過去2回参戦して3,4着。8歳以上の馬の連対実績がないのが気がかりだが、馬場が渋れば。

馬場【5・1・3・14】
気候【2・0・1・4】
季節【1・0・1・7】
予想:田原△ 馬場△4 気候△4

3枠5番
ビービーガルダン 安藤勝
短評:中山芝1200mは【1・2・1・0】。今年は前2年と違い内枠を引いた。今年出走した4レース中、内枠を引いた2レースは馬券圏外。枠を取るかコース適性を取るかが鍵だろう。

馬場【5・6・2・6】
気候【3・2・2・3】
季節【1・1・1・3】
予想:本紙○ 馬場○ 気候▲

3枠6番
グリーンバーディー デュプレシス
短評:セントウルSでは上がり最速の脚で追い込んで2着。セントウルS2着で本番へ、というステップはテイクオーバーターゲットと同じ。父キャットバードはダンチヒ系につながり、ビービーガルダン、アグネスワールドと同じスプリンターズSに強い父系である。

馬場【0・0・0・0】
気候【0・0・0・0】
季節【0・0・0・0】
予想:本紙△ 田原○

4枠7番
ウルトラファンタジー ライ
短評:過去10年、香港馬の成績は【1・0・1・3】。香港ではグリーンバーディーに先着した実績あり。前に行きたいタイプだけに外にいるローレルゲレイロをはじめとした逃げ馬との先行争いを制することができるかが鍵。

馬場【0・0・0・0】
気候【0・0・0・0】
季節【0・0・0・0】
予想:本紙▲

4枠8番
ワンカラット 藤岡佑
短評:サマースプリントの王者はスプリンターズSで【0・1・1・2】複勝率50%。ファルブラヴ産駒は今開催の中山1200mでブルーミンバーが勝利。両隣の馬がテンに速いだけに、道中の位置取りが勝負の分かれ目になりそう。

馬場【3・1・0・10】
気候【1・0・1・4】
季節【0・1・0・4】
予想:田原▲

5枠9番
ローレルゲレイロ 藤田
短評:前年のスプリンターズS覇者で連覇を果たしのは3頭のみで、過去10年は1頭もなし。頭に据えるにはやや不安か。ちなみに2009年以降、同馬が馬券に絡んだ際の馬番はすべてふた桁番である。

馬場【5・5・2・8】
気候【1・2・0・1】
季節【1・2・0・4】
予想:馬場△1 気候×

5枠10番
ファイングレイン 勝浦
短評:過去10年、高松宮記念からの直行で馬券に絡んだのは4頭中1頭のみ。全5勝はすべて平坦コースでのもので、ここでは厳しいか。

馬場【3・1・1・10】
気候【0・0・0・5】
季節【2・0・1・7】
予想:

6枠11番
プレミアムボックス 幸
短評:過去10年、高松宮記念からの直行で馬券に絡んだのは4頭中1頭のみ。中山芝1200mは【2・0・2・6】、8勝中6勝が涼〜寒の時期に挙げたもので、この時期はやや割引か。

馬場【7・1・3・13】
気候【0・0・1・6】
季節【1・0・0・3】
予想:本紙× 馬場▲

6枠12番
ヘッドライナー 内田博
短評:サクラバクシンオー産駒は中山1200m重賞で【0・0・2・29】。全7勝を平坦コースで挙げている生粋の平坦巧者。内の出方を見ながらレースができるのでハナは切れそうだが、最後の坂が課題。行き切ることができれば。

馬場【3・2・1・6】
気候【3・0・2・3】
季節【1・0・1・3】
予想:馬場△3 気候△1

7枠13番
マルカフェニックス 松岡
短評:安田記念からの直行組は過去【2・1・1・7】複勝率36.4%。稍重以上の馬場は【1・1・1・0】と得意としており、馬場が渋るようなら馬券圏内突入の可能性も。

馬場【4・2・4・12】
気候【1・1・2・1】
季節【0・0・2・4】
予想:本紙→注 田原→注 馬場×

7枠14番
キンシャサノキセキ 四位
短評:スプリンターズSで7歳以上の馬は【1・0・1・26】。フジキセキ産駒の芝1200m重賞の7枠成績は【1・0・2・13】。近3走はすべて内枠を引いていただけに、この枠をどうこなすかが課題。

馬場【9・2・2・7】
気候【3・1・0・1】
季節【3・1・1・3】
予想:本紙◎ 馬場◎ 気候◎

8枠15番
ジェイケイセラヴィ 江田照
短評:芝・ダート兼用馬、アイビスサマーダッシュ&芝1200m重賞連対馬というのはサンアディユとまったく同じ。江田騎手はスプリンターズSで【1・0・1・3】。スプリンターズSを8枠で勝った馬にダイタクヤマトがおり、同じ騎手・同じ馬番での再現なるか。

馬場【1・2・0・3】
気候【3・2・0・2】
季節【4・0・0・1】
予想:本紙△ 田原◎ 気候○

8枠16番
ウエスタンビーナス 柴田善
短評:スプリンターズSで7歳以上の馬は【1・0・1・26】。控えても競馬ができるようになり幅は広がったがその分テンのスピードに衰えも・・・やはりこのメンバーでは割引が必要か。

馬場【5・4・3・21】
気候【2・3・1・10】
季節【1・0・3・7】
予想:馬場△2 気候△2


【見解】
空模様が気がかりではあるが、降ったとしてもせいぜい小雨程度で馬場状態に大きく影響する雨量ではないだろう。土曜中山で1分7秒9の時計が出たように時計は依然として速く、思わぬ乱ペースになった際には1分7秒台前半を飛び越えてレコードでの決着も考えられる。

良/乾の馬場状態では各馬それほど馬場適性の差は出ないだろう。反対に、もし雨が強くなって馬場状態に変化が生じたい際には良/湿になる可能性がある。ちなみに良/湿での良績が光るのは【1・1・0・0】のワンカラット。雨のCBC賞3着があるように少々の荒れ馬場は苦にしないパワーがある。反対に【1・0・0・3】のローレルゲレイロは少々割引が必要かもしれない。

気候・季節実績で他馬をリードするのがジェイケイセラヴィ。気候【3・2・0・2】季節【4・0・0・1】とこの時期を大得意としており、目下の充実度も相まってGI実績馬を一蹴するシーンがあってもおかしくない。気候・季節を問わず安定した成績を誇るキンシャサノキセキも注目の1頭だ。

(競馬天気)