2010年09月24日

【特選レース予想】中山11R セプテンバーS

先週の千葉大会記念を勝ったブルーミンバーが勝ったときの時計が1分7秒7。やはりこれぐらいの持ち時計がない馬にとっては厳しい戦いになるだろう。また、カンナSで2着に激走したマルタカシクレノンのように距離短縮の先行馬の大駆けにも警戒したいところだ。

ただ、雨予報になっていることから時計のかかる競馬になる可能性も否定できない。雨が降れば芝・ダート兼用のパワー型の思わぬ台頭も十分考えられるので、あらゆるシチュエーションを想定して予想を組み立てていく必要がありそうだ。

持ち時計+距離短縮の先行馬+ダート実績。この3つの要素を持ち合わせているのはエーブダッチマンだけ。前走長岡Sを勝ったのは京成杯AHを制したファイアーフロート。そのレースで同馬とタイム差なしの4着なら十分このクラスで通用する。中山替りも、4勝すべてが坂のあるコースでのものということを考えると減点材料にはならない。

16頭立ての競馬だけに、直線前が詰まるリスクのある内枠の差し馬はなるべく避けたいところ。中山1600mでの逃げ切り勝ちのあるアンシェルブルー、右回りでは堅実なロックオブサリサを相手本線に据える。

◎エーブダッチマン
○アンシェルブルー
▲ロックオブサリサ
△シセイカグヤ
注エイシンパンサー

★買い目
(3連単1軸マルチ)
12→7,10,9,6

(田原基成)