2010年09月19日

【ローズS(GII)】(阪神)〜アニメイトバイオ 重賞初V

阪神10Rの秋華賞トライアル(3着まで優先出走権)、第28回ローズステークス(GII、3歳牝馬、芝1800m)は4番人気アニメイトバイオ(後藤浩輝騎手)が勝利した。勝ちタイムは1分45秒8(良)。アタマ差2着に6番人気ワイルドラズベリー、さらに1馬身1/4差で3着に5番人気エーシンリターンズが入り、上記3頭が秋華賞の優先出走権を獲得した。1番人気アパパネは4着。

アニメイトバイオは美浦・牧光二厩舎の3歳牝馬で、父ゼンノロブロイ、母レーゲンボーゲン(母の父フレンチデピュティ)。通算成績は10戦3勝となった。

〜レース後のコメント〜
1着 アニメイトバイオ(後藤騎手)
「ペースを作る他馬の出方を見ていたら、横並びで嫌な形になりそうだったので一歩引いて進めました。窮屈なところから抜けて行く根性も見せてくれましたし、期待以上の走りでした」

2着 ワイルドラズベリー(安藤勝騎手)
「折り合いに気をつけて乗りましたが、3コーナーで仕掛けたら一気に行ってしまいました。そこで脚を使った分、最後止まったようです。でも力があることは分かりました」

3着 エーシンリターンズ(福永騎手)
「馬の具合がとても良くて、春先とは馬が違いました。折り合いもスムースで、勝ちに行く競馬をしましたが、差されてしまいましたね」

4着 アパパネ(蛯名騎手)
「オークスの時は最後馬体を絞りましたから、今日は実質はプラス10キロだと思います。でも心持ち重たかったですね。そのせいか、少し力む面もありました。とは言え、競馬は上手ですし、次は走れると思います」

(国枝調教師)
「久々の分だったのかな…。しかも今日は前に行った馬が差されてしまう流れでしたからね。でもこれを使って本番は変わってくれると思います」

5着 トゥニーポート(和田騎手)
「それなりのペースで行きましたが、直線もよく踏ん張ってくれました。馬が力をつけてきています」

7着 アグネスワルツ(宮本調教師)
「どうしてしまったのか…次の京都(秋華賞)で頑張ってもらいましょう」

(ラジオNIKKEI)