2010年09月10日

【セントウルS】レディルージュ坂路1番時計49秒6

レディルージュの木曜追いは鮫島を背に坂路単走。テンからエンジン全開にガンガン飛ばしていく。最後も脚色は鈍ることなく、見ている誰もが高速時計を予感。モニターにはその想像を上回る4F49秒6。文句なしの1番時計だ。鮫島は「ちょっと重いのでテンから目いっぱいに、との指示でした。この時計はビックリですね。前回とガラッと変わりました。軽さ、切れが出てきましたよ」。休み明けの前走・北九州記念(7着)はいくらか急仕上げ。ひと叩きした効果は大きく、急上昇ムードが漂っている。

 登録段階では出走決定順が最下位の22番目とあって除外濃厚。ところが次々と回避馬が出て16番目に繰り上がり。形としては急きょの参戦でも安田師は両にらみで調整を進めていた。「登録して出られるようなら出そうと思っていた。当初は再来週の予定で、まだ余裕があったから、けさはビシッとやった。半年ぶりの前走より具合はずっといいし、いい頃の状態に戻っている」と力を込めた。昨年の北九州記念2着や京阪杯2着の実績を持ち、格上挑戦のここでも見劣る存在ではない。

スポニチアネックス - 2010/9/10 7:02