2010年06月22日
【宝塚記念】アーネストリー大仕事の予感!
アーネストリーはG1初挑戦。だが、ここに来ての上昇度に陣営の期待は高まるばかり。前走・金鯱賞では器の大きさを証明した。約5カ月半ぶりの実戦で、やや太めの馬体ながら2番手追走からあっさり抜け出しての完勝劇。担当の田重田厩務員は驚きを交えて、こう振り返った。
「体重はなかなか落ちなかったし、2週間ぐらい前までは使えるか分からない状態だった。六、七分ぐらいの出来だったからね。よく勝ってくれたよ」
500キロを超える大型馬だけに久々を叩いた上積みは大きい。1週前の追い切りではCWコースで6F80秒9〜1F11秒7をマークし、素軽さが増してきた。「今の出来でどんな競馬をしてくれるのか楽しみ」と底を見せていないのが最大の魅力。万全の出来でどれほどのパフォーマンスを披露するか。大仕事をやってのけるムードが漂ってきた。 スポニチアネック 6月22日