2010年08月26日

【新潟記念】絶好の舞台でスマートギア末脚生きるか

 サマー2000の最終戦、スマートギアは勝てばシリーズチャンピオンの可能性が出てくる。2、3着が定位置になった印象で、勝利は昨年春の準オープンまで遡る。しかし、末脚生きる新潟外回りの舞台は最適、初の重賞とサマー2000の同時制覇となるか注目される。

 まずは、末脚が生きる馬場かどうか。天気は降水確率が少々高めなので、パンパンの馬場から稍重程度まで想定する。良乾馬場なら申し分ないだろう。良湿では4戦、玄海特別が上がり最速、菊花賞は上がり3番目、鳴尾記念上がり最速、マイラーズC上がり3番目、稍重/重の宝塚記念では上がり2番目(最速はナカヤマフェスタで0.1秒差)。菊花賞は距離、マイラーズCは体調面に不安ありで、やや渋ったとしても、ほぼ最速の上がりを期待できるのではないか。

 次に、猛暑が続く新潟の気候で力を発揮できるか。データを見る限り、暖から勝ち星があり、気温上昇とともに好走率が高くなる傾向。小倉からの連戦の疲れが無ければ好走必至。

・馬場
良/乾【4-5-4-7】
良/湿【0-2-0-2】
稍/軽【0-0-0-0】
稍/重【0-0-0-1】
重/軽【0-0-0-0】
重/重【0-0-0-0】
不良【0-0-0-1】
・気候
寒(〜12℃)【0-1-1-1】
涼(〜18℃)【0-1-1-3】
暖(〜25℃)【2-1-1-3】
暑(〜30℃)【1-3-0-2】
酷暑(30℃〜)【1-1-1-2】

テイエムプリキュア参戦がポイントで、スローで単騎の大逃げを許すと厳しいが、元々展開に大きく左右されず、常に2、3着に食い込む「安定感」があり馬券的に楽しめる。
良乾馬場での好走率(3着内率)が高い馬(70%以上)は、ナリタクリスタル、サンライズベガ、アドマイヤオーラの順。
同じく、暑〜酷暑では、アルコセニョーラ、リッカロイヤル。以下サンライズベガ、スマートギア、バトルバニヤン。
このコーナーでは、スマートギア、サンライズベガ(新潟1100)を注目馬としたい。