2012年05月08日

明らかに馬が変わったヘニーハウンド、スプリント路線で注目の存在に

【2回東京5〜6日目馬場傾向】

東京芝は5日目が重→稍重→メインレースを前に良まで回復。6日目は良。気温が上がったことで馬場の回復が予想以上に速く、土曜はメインレースの頃には速い上がりの出る馬場に。内外の極端な有利不利は見受けられなかった。
東京ダートは5日目が重→稍重、6日目が良。土曜は東京ダートのセオリー通り渋った馬場になったことで外枠が圧倒的有利の馬場。日曜東京もその傾向は変わらなかった。

●2回東京5日目 11R 3着アルキメデス

抜群の手応えで抜け出したが、上位2頭の切れ味に屈する形での3着。明らかに距離による止まり方であり、500万下を勝ち上がったときのような平坦の1600〜1800mあたりがべストなのだろう。その条件が来るまで待ちたいところだ。

●2回東京6日目 10R 2着グランドシチー

関西圏→関東圏替りで見事な巻き返し。5勝中4勝が乾いたダートということで、稍重→良替りも良かったのだろう。雨が多かった2〜3月開催は馬場差による有利不利が大きく、1〜7着馬までが渋ったダート→乾いたダート替り(ソリタリーキングは前走芝)。グランドシチーは乾いたダートなら信用できるタイプだが、今回凡走した馬には反対のタイプもいるので今後もダートは馬場差に注目していきたいところだ。

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【3回京都5〜6日目馬場傾向】

京都芝は5・6日目ともに良。京都新聞杯で日本レコードが出たように、相変わらずの超高速馬場。こうなると道中ロスなくインを通った馬に利があるのは明らかで、先週とほとんど変わらないイン&内枠有利の馬場だった。
京都ダートは5・6日目ともに良。時計・上がり面で目立った特徴は見られなかったが、短距離では外枠が、中距離では内枠に入った馬が穴をあけるケースが多かった。

●3回京都5日目 11R 1着トーセンホマレボシ

2分10秒0という破格の勝ち時計でダービーへ。超高速馬場の京都だけにこの時計を鵜呑みにするのは危険だが、馬場差があったとはいえ前走から9秒5も時計を詰めているのは事実。2200mで強い競馬をした馬は非根幹距離のスペシャリストが多い点が気がかりだが(マツリダゴッホ、ドリームジャーニー)、この勢いをもってすればダービーでも無視できない存在と言えそうだ。

●3回京都6日目 11R 1着ヘニーハウンド

上がり3ハロン32.2秒という驚異的な末脚で快勝。ファルコンSを制したときはパワーを要する時期の阪神芝1200mだったこともあり、今回のような軽い馬場でこれだけの切れ味を発揮するとは正直思わなかった。休養を経て明らかに馬が変わった感があり、こうなったらとことん追いかけるのがベターだろう。

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【1回新潟1〜2日目馬場傾向】

新潟芝は1日目が稍重→良、2日目が良→稍重。開幕週でもべらぼうに時計が速いわけではなく、まだ野芝が育ち切っていない印象。馬場が渋ったこともあり、スタミナ型が台頭。土曜は直線1000mを除く6レース中4レースが距離短縮で臨んだ馬だった。
新潟ダートは1日目が不良→重、2日目が重。新潟ダートは渋った時のほうが差し・追込が利きやすく、直線半ばでの逆転劇が多く見られた。

●1回新潟1日目 12R 10着リアリーラヴユー

前走2着が評価されて1番人気に推されたが、10着惨敗。これで左回りは【0・1・0・2】ということで、本質合っていないのだろう。【1・1・0・0】の右回り替りなら順当に巻き返してきそうだ。

●1回新潟2日目 11R 4着タガノテッペン

昨年11月以来のレースだったが、積極的なレース運びで僅差の4着。差し・追込が決まりやすい馬場だけに数字以上に評価できる内容と言えるだろう。乾いたダートの適性は未知数だが血統的には向かないはずがなく、次走自己条件なら軸として信頼できる

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(競馬天気:月曜コラム「馬場×次走注目馬」より)