2012年04月19日

マイラーズCデータ分析・・・レッドデイヴィスに好走条件揃う

★ポイント1「前走中山記念組」
→過去10年、前走中山記念組の成績は【4・2・2・9】複勝率47.1%。馬券圏内に入った8頭中6頭に1600m重賞勝利実績があった点から、適距離に戻って好走するケースが目立っている。
(カンパニー、マイソールサウンドetc)

★ポイント2「クラシック好走実績」
→リーチザクラウン、スマイルジャック、ダイワメジャーなどクラシック戦線で好走していた馬と相性の良いマイラーズカップ。共通するのは長めの距離実績で、距離上限が1600mという馬は軽視したいところだ。
(リーチザクラウン、ダイワメジャーetc)

★ポイント3「父ノーザンダンサー系」
→過去10年のマイラーズカップにおいて、父ノーザンダンサー系の馬は5勝を挙げている。パワー>切れ味という傾向は明白だ。
(シルポート、コンゴウリキシオーetc)

2012年から京都芝外回り・1600mで行われるマイラーズカップ。180度施行条件が変わったことで例年と違った適性が問われることは間違いなく、同条件のマイルチャンピオンシップを比較材料にするにも安田記念のステップレースと秋の最大目標とでは意味合いがまるで違う。いずれにせよ難解なレースと言えそうだ。

そのマイルチャンピオンシップを制したエイシンアポロンはここから始動。中山記念→ドバイという青写真が崩れた上でのローテーションは不安だが、コース実績だけで言えば疑う余地はほとんどない。展開次第で脚質を変えることができる自在性はここでも大きな武器となるだろう。

実績ではグランプリボス、リアルインパクトという2頭のG1馬も負けていない。前者は前走ダート戦ということで度外視できるし、後者も極端な道悪競馬だった。ただ、この2頭が揃って出走した昨年のマイルチャンピオンシップはともに馬券圏外。東京芝1600mのG1を勝っている点から、狙いはここを叩いての安田記念なのかもしれない。

それを踏まえて強調したいのはレッドデイヴィス。京都芝外回り・1600mはオルフェーヴル、マルセリーナを下したシンザン記念とまったく同じ舞台。直線の長い外回りコースを得意としている馬で、中山を使われた近2走からの巻き返しが期待できそうだ。

ちなみに過去10年のマイラーズカップにおいて、馬券圏内に入った30頭中23頭に重賞勝利実績があった。別定戦のG2ということで実績重視のスタンスを取りたいところだ。


【データで見るオススメ馬】

★レッドデイヴィス
→過去10年、前走中山記念組の成績は【4・2・2・9】複勝率47.1%。京都芝外回り・1600mはオルフェーヴル、マルセリーナを下したシンザン記念とまったく同じ舞台。直線の長い外回りコースを得意としている馬で、中山を使われた近2走からの巻き返しが期待できそうだ。

【馬場で見るオススメ馬】

★エイシンアポロン
→京都芝外回り・1600mを使われた2戦は1勝2着1回。今週末は悪天候が予想されており、不良の富士S→稍重のマイルチャンピオンシップを連勝した同馬にとってうってつけの馬場と言えそうだ。

【気候で見るオススメ馬】

★ミッキードリーム
→気候/寒〜涼【1・2・2・8】に対し、気候/暖〜酷暑【3・1・2・0】という馬。気温が上がる時期に滅法強い馬で、季節替りでの一変というシーンがあってもおかしくない。

【ローテーションで見るオススメ馬】

★グランプリボス
→過去10年、ダート→芝替りで臨んだ馬の成績は【2・0・0・8】複勝率20.0%。芝重賞勝ち馬に限定すると【2・0・0・3】複勝率40.0%まで跳ね上がり、ハイペースが想定されるこのメンバーなら同馬の切れ味は侮れない。

【血統で見るオススメ馬】

★ダノンシャーク
→ディープインパクト産駒は京都芝外回り・1600m重賞で【2・1・1・5】複勝率44.4%。この馬自身京都金杯2着があるようにこのコースは得意とするところで、コース替りは間違いなくプラスだ。

(火曜コラム「データ分析」より)
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